ブリガンテス族
PCが予め知ってていい情報
追加情報
- 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。
- 小事典版推奨判定
- 「歴史+知性 目標値=8〜10」「表現+知性 目標値=10〜12」
- 簡単な情報 (必要に応じてゲーム前ブリーフィングやブレイクを使いGMから素でプレイヤーに伝えてもいいかもしれない)
- 「ブリガンテス族」とは、古代ローマがグレート・ブリテン島?に侵出した頃、現在の北部イングランド?で有力だったケルト系ブリトン人?の部族連合体、及び、部族連合に属していた複数の部族の総称。彼らの勢力圏は、ローマ側から「ブリガンティア?」と呼ばれた。ローマ側の古代記録では「王国」だった、と記されている。
- ブリガンテス族の部族連合は、現在の、ヨークシャー?を中心に、北部イングランドからミッドランズ北部にかけての広い範囲で支配的だった。ただし、カンブリア地方?など、彼らの勢力が及んでいなかった地域もあった。
- ブリガンテス族は、ブリテン島南東部に拠点を築いた頃のローマ軍には概ね協調的だった。しかし、他のブリトン人部族と協同で反ローマ戦に踏み切る勢力も出て、48年〜69年の間、何度かローマ軍の侵攻を招いた。
- ブリガンテス族の“王国”は、74年にローマ軍に滅ぼされた。ローマ側がアントニヌスの長城を築いた144年頃には、ブリガンテス族も、政治的なまとまりを失い、部族や氏族ごとに分かれて在地勢力化していたようだ。
- 小事典版推奨判定
- 「魔術+知性 目標値=8〜10」「表現+知性 目標値=10〜12」「歴史+知性 目標値=10〜12」
- 簡単な情報 (必要に応じてゲーム前ブリーフィングやブレイクを使いGMから素でプレイヤーに伝えてもいいかもしれない)
- 「ブリガンテス族」の名は、彼らが崇拝していたブリガンティア女神の神名に拠っていた、と伝えられている。
- ブリガンティア女神は、かなりローマ化されたレリーフ像が、スコットランド南部から出土した例がある。
- 小事典版推奨判定
- 「言語+知性 目標値=10〜12」「歴史+知性 目標値=12〜14」
- やや詳しい情報 「ブリガンテス」は、ケルト系の言語で、「高い(場所)、高められた(者)」などを含意した言葉だった。
- 実は、大陸部ヨーロッパで、ケルト系部族が支配的だったこともある地域には「ブリガンティウム」など、近縁の地名がのこっている地域が複数ある。あるいは、現在のスペインやアルプス山域?などには、同名の「ブリガンテス」を名乗っていた部族集団がいたことも、記録で伝わっている。
- これらの地域名は、ほとんどが、周囲よりも比高の高い地域に伝わっていて理解しやすい。
- これに対して、古代ブリタンニアの「ブリガンティア」は、かなり平定な地域だったことが、不思議と言えば不思議だ。
- 「古代ブリタンニアのブリガンテス族の部族名は、『高貴な者』、『優越者』といった意味だった」とする説も少なくない。
GM向け参考情報
- GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど。
「増補待ち」。
活用や検討
活用
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キーワード:
参照:[+αのワールド用語] [カーティマンデュア] [ブリガンティア女神]