エキサイティング・ロール・システム
エキサイティング・ロール・システム
2D6の上方判定が基本で、ゾロ目振り足しルール、と、達成値が目標値を5上回るごとに成功度が1段階あがる多段階大成功のルールが特徴。確かにエキサイトし易い(ルールブックp.52)。
ゾロ目振り足しルール
行動判定に使っているダイスの出目がすべて同じ(ゾロ目)なら、プレイヤーは、再度ダイスロールをおこなえる。この振り足しを選択したら、新たな出目が達成値に上乗せされる。
振り足しは、義務ではなく、プレイヤーの選択である。ゾロ目が出ても「振り足さない」と宣言することはできる。
大失敗の優先
大失敗の目が出たら、ダイス・ロールのゾロ目より優先される。
もし、ゾロ目振り足しを何度か連続してきていても、大失敗の目が出た時点で、その行為判定は大失敗となる。
普通のダイス・ロールは、2D6なので、1、1や、2、2の目が出れば、振り足しができる。
《夢と希望》を使って、ダイス3個で行動判定をしている場合、1、1、1や、2、2、2の目が出れば、振り足しのできるゾロ目ではある。
ただし、キャラクターがマイナス状態を被っていない限り、出目の3は大失敗となる。
1、1、1では、振り足しはできず、大失敗となる。
活用や検討
活用
振り足しは楽しい(笑)。ただ、「振り足しをするかしないかはプレイヤーが決定できる」を忘れがち。大失敗もあるから、振り足しを途中で止める選択も、時には大事。
- そうは言っても、もう少し達成値があがると2段階大成功、とか言って振り足ししちゃうんだよね(笑)。
- 素のまま2d6はゾロ目が出やすく、3d6より爆発力がある。3d6は一方で大失敗が起こりにくいというメリットがある。大失敗をしてもきちんとフォローできる状態であれば2d6のままでも良いと思わせるジレンマ構造は非常に面白い。
- 高い達成値を狙うなら4d6以上を振ればよいのは内緒。大失敗もめったに起きないからね。
検討
- 検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は書き換えられても仕方なし、ってことで)
キーワード:
参照:[大失敗] [達成値] [チップス集] [小辞典] [ダイス・ロール] [行動判定] [小辞典ルール編] [大成功]