大成功
大成功 だいせいこう
ダイス・ロールで処理する行為判定では、達成値が、目標値を5上回ると大成功になり、通常の成功より1段階有利な結果を得る。
以降、達成値が目標値を10上回れば第2段階大成功、15上回れば第3段階……と、5上回るたびに、より有利な結果を得られる。
この「多段階大成功」の処理方式は、「ゾロ目振り足し」のルールとあいまってエキサイティング・ロール・システムの幹と呼べる部分を成している。
多段階大成功による「より有利な結果」とは、次のようなもの。
- 行為判定に続くダメージ処理で、ダメージ算出用ダイスを大成功段階1ごとに1D増やせる。本来、ダメージ・ダイスを降らない攻撃(挌闘技能未取得者による素手攻撃など)も+1Dされる。
- 行動達成に、物語内時間がかなりかかる行為の場合、大成功1段階ごとに達成時間が短くなる。手早く処理できたわけだ。ただし、この時間短縮は、本来かかるの時間の50%まで。
- 結果を数値的に処理しづらい行為の場合、「非常によくコントロールされた結果」「たいへん華麗に処理された結果」などとして処理される。
(ルールブック、p.52)
運試し判定で処理する場合は、上昇星(太陽)が大成功に相当する(ルールブック、p.54)。
キーワード:
参照:[小辞典ルール編] [エキサイティング・ロール・システム] [達成値] [ダイス・ロール] [目標値] [運試し判定]