大失敗
大失敗 だいしっぱい
ダイス・ロールで処理する行為判定(行動判定)では、キャラクターが通常状態のとき「3」の目が大失敗となり、通常の失敗より不利な結果が処理される。
マイナス状態を被ると、「3+マイナス状態の数値」が大失敗の値になり、わずかずつ確率もあがっていく(ルールブック、p.53)。
大失敗の目は、エキサイティング・ロール・システムの、「ゾロ目振り足し」のルールより優先される。
また、振り足しを重ねてきても、大失敗の目が出た時点で、それまでの達成値はすべて無効化。判定結果は大失敗として処理される。
- マイナス1状態では「4」が大失敗になる。「4」以下ではないので、マイナス1状態で「3」を出しても通常の判定処理をする。
- 例えば、担当キャラが−1状態にあるとき、《夢と希望》を使って判定用ダイスを3個にしていたとしよう。1、1、1が出たら、ゾロ目で振り足しの選択肢が開かれる。
- −1状態にて、通例通りダイス2個で判定していたとする。2、2の目が出ても、大失敗の目の方が優先され、振り足しには挑めない。
運試し判定で処理する場合は、大凶星(羅喉)が大失敗にあたることになっている(ルールブック、p.54)。
ダイス・ロールでも、運試しでも、ヒーロー・ポイントである《夢と希望》を消費すると、判定結果を大失敗に変えることができる。
これは、「ゲームの過程を楽しみながら、GMやプレイヤーが、それぞれの立場から物語が紡がれる過程に参加する」という、シネマティックな手法を活用した、ゲーム・コンセプトの一環である。
例えば、次のようなケースで使うと効果的。
キーワード:
参照:[ダイス・ロール] [運試し判定] [歴史技能] [ゲーム後ブリーフィング] [出目固定] [ステータス・バー] [アフィントン・ホワイトホース] [小辞典ルール編] [キャラクター・シート] [エキサイティング・ロール・システム]