中央山塊,フランスの〜
- フランスの中央山塊 フランスの ちゅうおう さんかい (簡易版)
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フランス“本土領”は、しばしば平坦な地勢とイメージされるが、実際は、標高1,860mのサンシー山?を最高峰にした中央山塊がある。中央山塊は、ヨーロッパ・アルプス?ほどではないが、かなりの高山、高原も含んだ山地群で、ピュイ・ド・ドーム?など火山も多い。
山域は、“本土領”のおよそ1/6を占め、オーヴェルニュ地域圏、リムーザン地域圏は、領域のほとんどが山塊地帯の内に含まれている。他に、ミディ=ピレネー地域圏は北東部が、ラングドック=ルシヨン地域圏は北部が、ローヌ=アルプ地域圏は、西端部が山塊地帯にかかっている。
県で言うと、以下の県域が中央山塊に含まれている。アリエ県?、オート=ロワール県?、カンタル県?、ピュイ=ド=ドーム県?(以上はオーヴェルニュ地域圏)。アヴェロン県?、ロット県?(以上はミディ=ピレネー地域圏)。ロゼール県?(ラングドック=ルシヨン地域圏)。オート=ヴィエンヌ県?、クルーズ県?、コレーズ県?(以上はリムーザン地域圏)。ロワール県?(以上はローヌ=アルプ地域圏)。
中央山塊は、南東部が高く、北方はパリ盆地?、西方はアキテーヌ地方の平坦地。東方はローヌ川?流域渓谷に縁取られ、南縁は、プロヴァンス地方の沿岸部間際に迫っている。
中央部南東寄りのオーヴェルニュ地方?に集中している火山性高山地帯は、大まかには、北西方向から南東方向に断続しているアルモリカ造山帯?と、南西 〜 北東方向に断続しているヘルシニア造山帯?(バリスカン造山帯)とが交わるあたりを占めている。
極、大局的に見れば、中央山塊のオーベルニュ山地を頂点にして、アルモリカ造山帯と、ヘルシニア造山帯とは、北を上にした大きなVの字を描いている。
- 【参照地図】
- FRANCE(EUROPA - Gateway of the European Union)
- フランス“本土領”エレベーション・マップ(Wikimedia Commons)
- 中央山塊の領域(Wikimedia Commons)
- 中央山塊山域図(Wikimedia Commons)
さらに詳しい情報
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中央山塊は、古生代後期からはじまったバリスカン期造山運動で褶曲山脈として形成された。後、侵食によって丘陵化が進んだが、1万年前頃に終了した火山活動が、現在のオーベルニュ地方を中心にした地域の高度を高めた。
GM向け参考情報
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参照地図
- 中央山塊及び周辺の主要自動車道(Wikimedia Commons)
別称類
- 別称=Plateau Central(中央高地)
主要国の言語
- フランス語名=Massif central
- 英語表記=Massif Central
- スペイン語表記=Macizo Central
- アラビア語名=(調査中)
- ロシア語表記=Центральный массив
- 中国語表記=法國中央高原
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