メトロポリタン・フランス

フランス語名

France m?tropolitaine

英語名

Metropolitan France

スペイン語名

Francia Metropolitana

• 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。

　「メトロポリタン・フランス（Metropolitan France）」は、フランス共和国がヨーロッパ州に領有している領域を指す慣用句。

　フランスの“本土領”と思えば、イメージは概ね間違いではない。
（現在、旧植民地とフランスの海外領との間に法的な不平等は、ほとんど解消されている。そのため“本土領”の表現には差し障りもなくはない）

　ヨーロッパ大陸?西部で、北海、ガスコーニュ湾、地中海に面した領域、及び、周辺島嶼と、やや離れたコルス島（コルシカ島）が含まれる。コルシカ島や島嶼を含まない大陸部は、「大陸フランス（Continental France）」と呼ばれている。

• 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。

小事典版推奨判定

「交流＋知性　目標値８〜10」

簡単な情報　フランスの海外領では、日常会話で、しばしばメトロポリタン･フランスの出身者が「メトロ（m?tro）」と呼ばれることがある。

　他方、海外領には、「メトロポリタン・フランス」の表現自体を好まない人々もいる、海外領や、海外領出身者の間で用いられる頻度が高いかもしれない。（もちろん、海外領の出身者には「メトロ」の表現も拒否する人たちもいる）

小事典版推奨判定

「情報＋知性　目標値10〜12」

やや詳しい情報　メトロポリタン・フランスの面積は、123，148平方km。海外領も含めた共和国全領土の81.8％を占め、96％ほどの国民が居住している（2008年現在）。
（全領土面積に、領有権が凍結されている南極?の領土も含めての計算）

小事典版推奨判定

「言語＋知性　目標値８〜10」「歴史＋知性　目標値10〜12」

やや詳しい情報　「メトロポリタン・フランス」の表現は、フランスの植民地時代（16世紀〜20世紀）に遡る。ヨーロッパのフランス領が、海外領も含めた支配領域の「メトロポリス?だ」との含みで、唱えられ、しばしば「宗主国フランス」「フランス帝国」と同義に用いられた。

　フランス海外領に「メトロポリタン・フランス」の表現を嫌う人たちがいるのは、この表現が、宗主国と植民地の歴史を反映し、帝国主義的な植民地主義との結びつきが強く、海外領やそこに住む住民に対する蔑視を温存、助長する、といった考えによる。

　フランスの海外領の人たち意外にも、「こういった表現は、西欧人の自文化中心主義?について、無反省」と、いった趣旨で、批判的な意見はある。

• GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイディア・フックなど

　「増補待ち」。

別称類

主要国の言語

• フランス語名=France m?tropolitaine
• 英語名=Metropolitan France
• スペイン語名=Francia Metropolitana
• ロシア語表記=（調査中）
• アラビア語名の音（調査中）
• 中国語表記=（調査中）

• 小辞典
  ⇔ 小辞典ワールド編

関連項目

• フランス共和国
• フランス共和国の海外領?
• フランス共和国の諸地域?

資料リンク

• Wikipedia英語版:Metropolitan_France
  Wikipedia英語版:France

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