ラシード,エジプト=アラブ共和国の〜
エジプト=アラブ共和国のラシード
- アラビア語名の音
- Rashid(ラシード)
- フランス語名
- Rosetta(ロゼッタ)
- 英語名
- Rosetta(ロゼッタ)
PCが予め知ってていい情報
- 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。
ラシード(ロゼッタ)は、ナイル川支流の河口より上流13kmで、西岸に位置する港湾都市。フランス語名の「ロゼッタ」も有名。
ナイル・デルタの西部で、エジプト=アラブ共和国のベヘイラ県に属す。アレクサンドリア?の東北東方向にあたる。
「ラシード」は、アラビア語では「正しく導かれしもの」を意味する。アラビア人の名によく用いられている。
- 【参照地図】
(“Rashid”は“Alexandria”の東北東に位置,Wikimedia Commons)
やや詳しい情報
- 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。
- 小辞典版推奨判定
- 「情報+知性 目標値10〜12」
- やや詳しい情報 ラシードは、人口3万7千人(1980)で、地域の農作物、漁獲物の集散地。
- アレクサンドリア?の東北東70kmと、さほど遠くない。
- 「難易度が、ある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。
GM向け参考情報
- GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど
再整理と捕捉
- ラシードは、ナイル支流の河口から遠くないエジプトの港湾都市。
- 人口3万7千人(1980年)で、地域の農作物、漁獲物の集散地。
- 気候帯は、地中海性気候。
- アレクサンドリア?の東北東70kmにあたる。
アレクサンドリア市街から鉄道の支線が通じている。 - 18世紀にロゼッタ・ストーン?が発見された地として有名。
- プトレマイオス朝時代は、小さな漁港を擁す集落だったが、800年頃、アラブ人によって都市として創建された。
その後、アレクサンドリア?が衰微するのと、入れ違いに発展。地中海最大級の港湾都市の1つとなった。 - オスマン朝時代には、エジプト〜トルコ間の交通、物流拠点としてアレクサンドリアより大きな都市に発展。スエズ運河開通後は、東インド貿易の寄港地として栄えた。
- ムハンマド・アリー朝?時代に、アレクサンドリアが再度栄えるようになり、ラシードは衰微していった。
- 現在は、大きめの港町といった風情すらある。
オスマン朝時代に建造された家屋は、その後改築されたものも多いが、現在も街並みに独特の風情をもたらしている。 - 18世紀の知事私邸を改造したラシード博物館が存在。
- ラシード市街外縁から、ナイル支流沿いをしばらく北上(自動車で10分ほどと想定)すると、カイトベイ要塞が存在。地元では「シタデル」と呼ばれている。
交通路
- 自動車道
- アレクサンドリアとの間が、地方道で結ばれている。このルートは、セルビス(不定期運行の乗合バス)が運行されている。
- 鉄路
- アレクサンドリアから分岐した支線の終点。他に、ラシードに至る鉄路は無い。
- 水運
- ラシード港には、シー・エクスプローラー級の船舶の寄港も可能、と想定。ラシードより上流に支流を遡行することは不可能、と想定。
- 空港
- 近隣に空港の類はない。
- アレクサンドリア市の空港が至近。
別称類
フランス語や英語で「ロゼッタ」。
都市創建当時の古称「ボルビタイネ」。
活用や検討
活用
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キーワード:
参照:[小辞典ワールド編] [ロゼッタ] [アレクサンドリア,エジプトの〜] [ラシード]