ウラル川
追加情報
ウラル川は、ウラル山脈南部にて、ロシア連邦のヴォルガ連邦管区?とウラル連邦管区?との境が入り組んだ部分から流出する。
水源はヴォルガ連邦管区に属すバシコルトスタン共和国?の東部にあり、南流してウラル連邦管区西縁でチェリャビンスク?州を流れた後、再度ヴォルガ連邦管区のアレンブルグ?州に入る。
ロシアとカザフスタン共和国との国境付近に位置するオルスク?近傍で西流に転じると、オレンブルグ?市近傍を経由した後、国境を斜めに横切りカザフスタン領に流入。
ウラリスク?で南流に屈曲した後、カスピ海?沿岸低地でアティラウ?を経由して南からカスピ海?に注ぐ。
川長、2,538km。流域面積、220,000平方km。
【参考】
GM向け参考情報
ウラル川の流域は、主に乾燥性のステップ気候。
流域では、灌漑で主に小麦やテンサイが栽培されている。
水源及び、上流の山脈脊梁部の周辺は、タイガ樹林の混交林になっている。
上流は、10月初旬から翌4月中旬まで氷結。中流、下流は、10月末から翌4月中旬まで氷結。
流域交通
ウラル川自体を使う河川水運の有無については調べきれていません。
とりあえず、氷結していない時期に、中〜下流の平地部でのみ、河川用の小形舟が航行可能、と想定しておきます。
上流の流域に位置するマグニドゴルスク?は、ウラル山脈南部の山間を通る地方自動車道の中継点で、3ルートが接続しています。
中流では、オルスク? 〜 オレンブルク?市 〜 ウラリスク?(カザフスタン共和国、西カザフスタン県?)の間で、国際地方道がウラル川を縫うように並走。
下流の、ウラリスク 〜 アティウラ?市 間では、ウラル川の西岸に地方道が沿っている。
流域都市では、ロシアのオレンブルク?と、カザフスタンのウラリスク?とに空港が存在。どちらも国内線空港と想定しておきます。国際便が寄港することもあるかもしれませんが、一般の旅行客は出入国手続をおこなうことはできない、と想定。
別称類
古称、ヤユク川。
キーワード:
参照:[アジア州のランド・マーク] [ヨーロッパ州のランド・マーク] [ヨーロッパ] [アジア] [ロシア連邦の有用地図集] [ウラル山脈] [ランド・マーク] [コミの原生林]