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石器時代

石器時代 せっきじだい (Stone Age) 簡易版

簡易版です。気づいたとこの増補、改訂、優先に大歓迎。

PCが予め知ってていい情報

  • 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。

 「石器時代」は、現在は「ヒトの類が、人工的に石器?を作る技術、及び作られた利器(石器)の利用を主要技術にして社会生活を営んだ時代」といった意味で用いられる。

 当初は、古い時代のヒトの歴史を、石器時代/青銅器時代?/鉄器時代?と、区分する考え方で用いられはじめた。この3区分は、大まかな歴史区分としては、現在も使われることはあるが、用いられる頻度はたいへん減っている。

 考古学の知見が増えるに従い、例外が多すぎること、地域による偏差が大きすぎることなどがはっきりしてきたからだ。

 現在は、どちらかと言えば、大まかな時代区分として「石器時代/金石併用時代?」という区分を考えるほうが主流になってきている。金石併用時代が鉄器時代に移行する経緯は、地域ごとに多様だ、との認識も共有されている。

 また、石器時代を、石器の製作技術に応じて、旧石器時代?/中石器時代?新石器時代と大別、さらに細別していくこともなされている。新石器時代の末は、金石併用時代と重なることが珍しくないが、実態は地域によって異なる。例えば、中石器時代の区分が認められない地域も少なくはない。

やや詳しい情報

  • 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。

 石器時代/青銅器時代/鉄器時代という3区分は、現在では古びた考え方になってしまっているが、次のようなことは言える。

石器時代のはじまり
 現在知られる石器の、最も古いタイプのものは、およそ250万年前頃、あるいは200万年前頃から製作、使用がはじまった旧石器?。旧石器の使用をはじめたのは、現世人類?ではなく、ホモ・ハビリス?などが石器を利器として製作し、狩猟採取に使用しはじめた。
石器時代の推移
 古くは、石器の製作技法から、「打製石器?が用いられたのが旧石器時代」、「磨製石器?が作製されるようになってからが新石器時代」と区分された。
 現在では、「農作と家畜飼育の採用」をもって、新石器時代への移行とみなし、定住社会の確立を時代の特徴とする考え方が主流になっている。当然、新石器時代の具体的時代区分は、地域によって異なる。
 旧石器時代から、新石器時代の過渡期として中石器時代を考える研究者も少なくないが、この区分を認めず、後期旧石器時代に含める研究者も多い。この件にも、地域による差異が関わって来る。
 ともあれ、打製石器は、比較的大きな石材から少数の大きな石器を作る技法から、適性のある石材を選んで、同タイプの中形、小形の石器を多量に作る技法に進歩した。つまり、矢じりや槍先を石器で作ることが可能になる、という進歩だ。
石器時代の終焉
 現在の研究では、石器時代から青銅器時代に移行する前に、多くの地域で主に隕鉄を利用した粗製の鉄器が作製されたとされている。ただし、これら粗製鉄器は利器としての強度はさほどなく、大量生産にも不向きだったため、社会生活を大きく変えることは、なかっただろうと見られている。
 一部の先進的な地域では、青銅器が大量生産される前に、砒素銅を用いた利器が用いられていたこともわかっている。砒素銅は、原料の調達が青銅よりも容易だが、製作工程で有毒ガスを発生させる。
 結局、ある社会に青銅器が多量に出回るためには、原料調達の定常的なルート確保が必要だった、と考えられている。
 地域によっては、青銅器が移入されても、社会への普及に数世紀かかり、石器や木器などと併用されていたことも珍しくない。
 総合すると、石器時代の末は、暫時金石併用時代を経て、もっぱら青銅器を使用する社会に移行した、というパターンが、より普遍的なパターンとみなされる。もちろん、詳細な経緯や具体的な移行時期は地域によって異なる。 

さらに詳しい情報

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 「石器時代/青銅器時代/鉄器時代」という時代区分は、1836年に、デンマークの博物学者トムンゼン?によって提唱された。利器の製作技術によって、無文字時代(文字記録の技術がなかった時代、当時の言い方では「先史時代」)の歴史を大別しようという発想は、画期的なものだった。

 残念なことに、トムンゼンの時代の発想は、出土遺物の類型を重視した発想で、遺跡の成層や、遺跡面から推定再構成される過去の社会を重視する、との発想はなかった。また、化石人類の概念も、まだ認知されていなかった。

 その後の考古学は、トムンゼンによる3時代区分の提唱 → 遺跡の成層の重視 → 出土状況の重視 → 遺跡から推定再校正される過去の社会の重視、という具合に研究が詳細化してきたと言える。「石器時代/青銅器時代/鉄器時代」という3区分が、現在では古びたものになっているのも、考古学の知見が詳細化した結果による。

 トムンゼンの提唱は、考古学のより詳しい研究方法を導くきっかけとなったもので、歴史的意義は大きい。


 現在では、例えば20世紀はじめには、世界各地に散在していた非定住の狩猟採取民の社会も「石器時代(の社会)」と言われる。「石器時代」といい「金石併用時代」といい、ヒト集団の社会生活のタイプに基づく区分だ、ということは重要ポイントだ。

 当然、「いつからいつまでが、石器時代か」との問いの答えも「地域によって違う」としか応えようがない。より細かく言えば、「ヒト集団(社会)ごとに、異なる」。

GM向け参考情報

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活用や検討

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重要な改訂の情報

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  • 2006-11-06 (月) 12:35:51 鍼原神無 : 「新石器時代」の項を新たに起こし、関連して一部の記述に改訂を加えました。大筋の内容に変化はないと思います。
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更新日時:2006/11/06 12:46:11
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参照:[新石器時代] [小辞典ワールド編] [考古学、歴史研究の関連用語] [ヴィレンドルフのヴィーナス] [カシミール地域] [レイ・ライン] [ファイユーム県]
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