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アバディーン,スコットランドの〜

スコットランドのアバディーン 
(簡易版)

簡易版です。気づいたとこの増補、改訂、優先に大歓迎。

英語名
Aberdeen
フランス語表記
Aberdeen

PCが予め知ってていい情報

  • 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。

 「スコットランドのアバディーン」は、スコットランド北東部のグランピアン地方東部で北海に面す港湾都市(アバディーン市)。北海油田に関わる産業で繁栄。「ヨーロッパの石油の首都」と呼ばれることもある。

 グラスゴゥエディンバラに次ぐ、スコットランド第3位の都市。

【参照地図】

やや詳しい情報

  • 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。

 アバディーン市は、1975年〜1996年の間、スコットランドの旧グランピアン州州都だった。行政改革で、1996年以降、市域がそのまま単独の行政区(カウンシル・エリア)になっている。1970年代に北海油田が発見されてから、石油、天然ガス関連のエネルギー産業で繁栄。

 市街地は南のディー川流域と、北のドン川流域の間に立地。ディー川河口とドン川河口の間の海岸線は、砂浜が主。市域(カウンシル・エリア)の面積は、184.46平方km。居住人口は20万人ほど(2005年)。

 ダンディー中心市街の概ね北東で、地図上の直線距離93kmほどにあたる。

【参照地図】
  • アバディーン市の行政区(カウンシル・エリア)略地図(Wikimedia Commons
    画像:ScotlandAberdeen
    内陸で3方を取り囲んでいるのが、アバディーンシャー?の行政区。

 アバディーンは、古くから漁業と北海交易とで栄えた。元は、北東部でドン川河口部に位置した港町と、南寄りでディー川流域に立地した集落とが、個別に営まれていた。市街地の東部で、ショッピング・センターなどがあるキャッスル・ゲート通りが、現在のアバディーン市の前身になる都市の、最も古い中心地だったとされている。かつてはここに、城砦が建っていた。

 12世紀後半、スコットランド王デイヴィッド1世に都市憲章を認可された。14世紀はじめの1319年、後にスコットランド王になるロバート・ブルースから大憲章を認可されて以降、市の共同資産として管理運用される基金が設けられた。都市評議会が基金を運用し、商業港として躍進。この基金と運用制度は現在も続いている。

 1336年に、エドワード2世のイングランド軍に攻められ大きなダメージを被ったが、比較的短期間で再建された。この時再建された街並が、市街地南寄りで、現在も「ニュー・タウン」と呼ばれ続けているエリア。地域で豊富に得られる花崗岩で作られた建物が並び、「グラナイト・シティ(花崗岩の都市)」と呼ばれる。この地の花崗岩は、含まれた砂礫が陽光を受けるとほのかに銀色にきらめく暗い灰色なので、「シルバー・シティ」のニック・ネームも持っている。

 なお、市街地の北郊外に「オールド・タウン」と呼ばれている地区があるが、アバディーン市の旧市街は、実は、グラナイト・シティの方だ。アバディーンの“オールド・タウン”は、スコットランド・ゲール語で「淵の近く」を意味した「アルトン」。このゲール語地名が、英語で誤って「オールド・タウン」と呼ばれるようになり、定着してしまったのだ。


 1970年代からエネルギー産業で発展した都市の人口密度は高く、出稼ぎも含んで、スコットランドやU.K.(連合王国)内外からの労働者が多い。そのためか、都市の住居費やホテル類の料金は高めであるようだ。

 経済は、基本的には堅調だが、石油価格などの変動の影響が大きい。中世からの漁業も盛んに営まれている。ナイト・ライフは「グラスゴゥに次ぐ華やかさ」と言われ、パブなどが多い。

 15世紀末に創立されたアバディーン大学、19世紀末に創立されたロバート・ゴードン大学、他があり、学生数も多い。毎年開かれる、芸術祭、アバディーン・ユース・フェスティヴァル(例年8月開催)も有名。


 アバディーン市の地勢は、ディー川ドン川間で、概ね東西方向に走る緩やかな丘陵と周辺低地の上に広がっている。丘陵は、岩地性で花崗岩が多い。東の沿岸部に近づくほど目立たなくなり平坦化していく。

 夏季の平均気温は、9℃〜16℃内外、冬季の平均気温は0℃〜6℃内外。秋口から冬季にかけて、北海から吹き寄せる湿気を含んだ海風と、海風がもたらす降水が特徴的。

さらに詳しい情報

  • 「難易度がある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。
  • 地域でのヒトの集住は、8,000年前ほどまで遡り得る。
  • 1179年、スコットランド王デイヴィッド1世に都市憲章を認可された。
  • 1296年、スコットランドがイングランドとの戦争に敗れると、アバディーン市は、イングランド王国の支配下に置かれた。
  • 1306年、対イングランド反乱計画が露呈したロバート・ブルースは、スコットランド王ロバート1世を宣すと決起。1308年、ロバート軍、アバディーンのイングランド部隊を倒す。
    以降、アバディーン市は、ロバート1世の対イングランド戦争で、ブルース側に立つ。
  • 1319年、後にスコットランド王になるロバート・ブルースから大憲章を認可た
  • 1336年、イングランド王エドワード3世の軍に攻撃され、アバディーン市は多大なダメージを被った。
    この戦災の後再建されたのが、現在も「ニュー・タウン」と呼ばれている旧市街(シルバー・シティー)。
  • 1644年、スコットランド内戦の緒戦がアバディーン市近傍で戦われる。1647年まで続いた内戦で、アバディーン市の領有権は、各勢力に奪いあわれた。
  • 17世紀〜18世紀。この頃、都市は漁業と造船業で繁栄。
  • 造船所やドックなど大規模な都市開発が続き、1817年都市財政が、いったん破綻。
    ナポレオン戦争がはじまる頃には持ち直した。
  • 第2次世界大戦後、造船業が斜陽化。U.K.(連合王国)全体の経済が低迷し、アバディーン市も不況に。
  • 1970年代、北海油田が発見され、経済状況が好転しはじめる。

GM向け参考情報

  • GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイディア・フックなど

参照地図

補足情報

  • アバディーン市の近傍には、U.K.(連合王国)で最大の敷地面積を持つ商用ヘリ・ポートがある。

エディンバラ関連の著名人

  • スコットランド王ウィリアム1世(獅子王)
    1143年生まれ。スコットランド王アレグザンダー1世の弟だった。兄の死後、1165年に王位継承。フランス王朝と同盟し、イングランド王国とたびたび交戦。1時イングランド王への臣従を強いられたが、後、政治交渉で主従関係を清算。1179年にアバディーンの都市憲章を認可。1214年、死去。
  • ロバート・ブルース(スコットランド王ロバート1世)
    ブルース朝のスコットランド王初代。1274年、スコットランドの旧い貴族の家門に生まれる。1296年のスコットランド王とイングランド王の戦争では、父と共にイングランド側で参戦。その後の対イングランド反乱では、曖昧な態度を続けたが、結局、自ら反乱を準備。この計画が密告されると、1306年スコットランド王ブルース1世を宣す。同年、敗戦し身を隠す。カソリック教会から破門されていたが、イングランドで内紛がはじまると、スコットランドでゲリラ戦を展開。1310年に、スコットランド司教から、スコットランド王として認められた。1319年に、アバディーン市の都市大憲章を認可。
    1320年に、教皇庁からスコットランド王としての地位を認められ、破門を解かれた。1328年にプランタジネット朝のイングランド王エドワード3世と講和。1329年病死。
  • トーマス・ブレーク・グラバー?
    1838年、アバディーン生まれの貿易商。1859年、上海?に渡りジャーディン・マセソン商会に入社。その後、開港後まもない長崎(日本国)に移り、2年後にジャーディン・マセソン商会の長崎代理店としてグラバー商会を設立。生糸や茶の輸出からはじめ、薩摩藩、長州藩、土佐藩などに武器、弾薬を販売。薩摩藩の五代友厚、森有礼、寺島宗則、長沢鼎らの海外留学を手助けした。
    1870年、グラバー商会は破産したが、後に官営となる高島炭鉱の経営者として留任。炭鉱が官営事業払い下げで、三菱財閥に買収された後も、所長として炭鉱経営。1885年頃から、三菱財閥の相談役に。1911年、東京で死去。
  • バーティー・チャールズ・フォーブス?
    1880年、現在のアバディーンシャー?生まれ。経済ジャーナリストで、経済誌「フォーブス」を創刊。
    大学卒業後、ダンディー?で経済紙の記者、編集者として活動。1901年、南アフリカに渡る。1904年U.S.A.(合衆国)のニューヨーク?に渡る。1917年「フォーブス」を創刊。1954年に死去するまで編集長だった。

別称類

  • ニックネーム
    「ヨーロッパの石油の首都」
    「グラナイト・シティ(花崗岩の都市)」
    「シルバー・シティ」

主要国の言語

  • 英語名=Aberdeen
  • フランス語表記=Aberdeen
  • スペイン語名=Aberdeen
  • アラビア語名=(調査中)
  • ロシア語表記=Абердин
  • 中国語表記=阿伯丁

その他

  • スコティッシュ・イングリッシュ=Aiberdeen
  • スコットランド・ゲール語=Obar Dheathain

活用や検討

活用

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検討

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更新日時:2008/06/05 12:09:58
キーワード:
参照:[ヨーロッパ州のランド・マーク] [スコットランド] [ダンディー,スコットランドの〜] [北海油田] [アバディーン] [ドン川,スコットランドの〜]
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