アプスー
アプスー
(暫定版)
- 英語表記
- Aps?〔アプスー〕,Apsu〔アプスゥ〕
abzu〔アブズ〕とも - フランス語表記
- Aps?
- スペイン語表記
- Apsu
- ロシア語表記
- Абзу
- アラビア語名
- (調査中)
- 中文表記
- (調査中)
PCが予め知ってていい情報
追加情報
- 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。
- 小事典版推奨判定
- 「言語+知性 目標値=8〜10」「表現+知性 目標値=10〜12」「魔術+知性 目標値=10〜12」
- 簡単な情報 (必要に応じてゲーム前ブリーフィングやブレイクを使いGMから素でプレイヤーに伝えてもいいかもしれない)
- 「アプスー」は、シュメール・アッカドの神話で、大地の下に広がるとイメージされた淡水界の名。湖、泉、湧き水、井戸、そして河川は、アプスーに連なっていると信じられた。「アブズ(abzu)」とも。
- 小事典版推奨判定
- 「表現+知性 目標値=8〜10」「言語+知性 目標値=10〜12」「魔術+知性 目標値=10〜12」「歴史+知性 目標値=10〜12」
- 簡単な情報 (必要に応じてゲーム前ブリーフィングやブレイクを使いGMから素でプレイヤーに伝えてもいいかもしれない)
- 古バビロニア王国の時代には成り立っていた『エヌマ・エリシュ』の物語では、、原初の世界−−つまり、世界が現在のようになる以前に、はじめから存在していた海洋を体現する神格として、アプスー神が語られている。このアプスー神は男神で、始原の塩水海洋を体現したティアマト女神の配偶神として語られた。
- アプスーの神格視がいつまで遡り得るかにすていは、『エヌマ・エリシュ』の成立時期についての議論に関わって諸説があって定かではない。
- 『エヌマ・エリシュ』では、エア神?がアプスー神を倒した後、地下水界を自分の聖地として、「アプスー」と名付けた、と語られてる。この由来譚のプロットは、『エヌマ・エリシュ』が、より後世に編まれたことを示す傍証の1つとも言われる。
- 小事典版推奨判定
- 「歴史+知性 目標値=10〜12」「表現+知性 目標値=12〜14」「魔術+知性 目標値=12〜14」
- やや詳しい情報 アッシリア国家、及び、バビロニアでは、寺院の中庭に設けられた聖水盤(あるいは神聖視された貯水槽)が「アプスー」または「アブズ(abzu)」と呼ばれたことが知られている。
- ちなみに、エリドゥの遺跡?から発掘されたエンキ神を祀った寺院は、かつては沼沢のような泥地の縁に位置していた。
- 小事典版推奨判定
- 「表現+知性 目標値=10〜12」「言語+知性 目標値=12〜14」「魔術+知性 目標値=12〜14」
- やや詳しい情報 現在知られているシュメール・アッカド神話では、人間が創造される以前から、アプスーはエア神?(シュメール神話のエンキ神?に相当)の住居とされていた。これらの神話では、エア神、エンキ神はナンム女神の息子神とイメージされた。
- 一方、現在の研究者の間では、アプスー、または、アブズを神格として崇拝することはシュメール時代からなされていた、とする説や、シュメール時代の古い時期にはエンガル(Engur)又はエンクル(Enkur)と呼ばれていた神格が、エンキ神の前身として、崇拝されていた時期があった、とする説も聞かれる。
- シュメール神話やバビロニア神話、アッシリアの神話など、メソポタミア諸文明の神話では、冥界も地下にあり、しばしば淡水で満ちていたとも、大きな河を渡らなければたどり着けないともイメージされた。
- しかし、エンキ神の住まいアプスーと、冥界とは、必ずしも同じ世界ではなかった。と言うのも、エレキシュガル女神?やネルガル神?など、冥界には冥界の神話的な支配者がイメージされていたからだ。
GM向け参考情報
- GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど
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活用や検討
活用
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キーワード:
参照:[ユーフラテス川] [ナンム女神] [神話、伝説のキャラクター] [+αのワールド用語] [ティアマト女神] [エヌマ・エリシュ] [キングー]