ル・シャトル

フランス語名

Le Shuttle

英語名

Eurotunnel Shuttle

• 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。

　「ル・シャトル」と言えば、フランス語で単に「シャトル」、あるいは「シャトル便」を意味する言葉だが、ユーロ・トンネル?を往復するカー・トレインの名称としても知られている。U.K.(連合王国)側のフォークストンと、フランス側のカレー?との間で運行されている

　カー・トレインの１種である、ル・シャトルは、車両移送列車とキャビン車とで編成されている。車両移送用列車は、２段式の構造だが、ある程度までの大形車には対応可能な１段式車両もある。

• 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。

小辞典版推奨判定

「操縦＋知性　目標値８〜10」「交流＋知性　目標値10〜12」「情報＋知性　目標値10〜12」

やや詳しい情報　ブリストル、カレーどちらかの駅に自動車で乗りつけた利用者が、ル・シャトルへの搭乗手続きを済ませると、車両は係員の運転で移送列車に入り、利用者はキャビン車に搭乗する。発車すると35分ほどで対岸の駅に着き、乗車時同様、駅係員の運転で自動車が引き渡される。ブリストル駅もカレー駅も、それぞれの国の高速自動車道へのアクセスはいいので、自動車を引き取った後は、そのまま目的地に向かえる。

　ちなみに、自動車の引渡し、引取りを含めた乗降手続きを併せると、およそ１時間ほどかかる。つまり、乗車手続きに30〜40分強をかけ、35分で移動した後、降車手続きに20分弱〜30分ほどかかる。それでも、総計１時間半ちょっとでドーヴァー海峡を渡り、後は自分の運転で好きに移動できるのだ。しかも、運行は24時間フル操業だ。

　どちらの駅でも、税関手続き、及び、（対岸の国の）入国審査は、乗車前に済まされる。所持品検査などのセキュリティ・チェックは厳格だが、その他の出入国手続きはかなり簡易。

小辞典版推奨判定

「情報＋知性　目標値10〜12」

やや詳しい情報　トンネル両端の駅の間で、カー・トレインをシャトル運行するプランは、ユーロ・トンネル?着工時には定まっていたようだ。ガソリンを収めたままの車両を移送する関係から、万一の事故発生時に迅速かつ的確に対処できるよう、ユーロ・トンネルの構造にはさまざまな工夫が施されている。

　1996年11月に、貨物列車上のトラックより出火しトンネル内火災が発生。この時は、全面復旧に半年ほどかかった。

• GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど

概略

　カー・トレインの類は、よく「鉄道版のフェリー」と呼ばれるようですが、大体は「スリーパー」とも呼ばれるタイプ（乗客が寝台車に搭乗する）のものを指すようです。ル・シャトルの方は、移動実時間35分と言う短さから、旅行マニア、鉄道マニアの人たちの間では「鉄道版のドライブ・スルー」と言われているようです。

　通の人の間での冗談半分のような呼び方と思いますが。移動の簡便さが想像される愛称（？）ではあると思います。

参考情報

ル・シャトルの運行概要（2005年現在）

6：00〜24：00は、１時間に３便が運行。深夜00：00〜翌朝6：00の間は、１時間に１便が運行。

（参考⇒ 「ユーロスターとユーロトンネル」(英国政府観光庁)）

運用例

　U.K.(連合国)?から出発する場合、PCチームのミッションでも、北仏、ベネルクス３国、ドイツ北西部、このあたりまではル・シャトルを使った方が便利なこともあるでしょう。物騒な装備は、目的国の財団支部で受け取ればいいのです。（適当なポイントで支部側から引き取るように手配してもいいんだし）

　ル・シャトルに積み込み可能な車両の大きさは、調べ切れていません。GM裁量で決めて構わないと思います。イメージ的には、対応可能な「大形車」とは、ワゴン車程度まで、でどうでしょう。銀色のヴァンは積み込めても、ウニグモなどは積み込めないとのイメージです。

　とりあえず調べた範囲では、車高や重量もさることながら、車幅には対応限界がある、とは言えるようです。

• 小辞典
  ⇔　小辞典ワールド編

関連項目

• ユーロトンネル
• ル・シャトル

資料リンク

• Wikipedia英語版:Eurotunnel_Shuttle
• 「ユーロスターとユーロトンネル」（英国政府観光庁）

活用

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