レズギン人

英語名

Lezginy

• 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。

　レズギン人は、カフカス地方に多く居住する、イベロ・カフカス系の民族。

　カフカス地方東部に多く、特に北カフカス地方?のダゲスタン共和国と、南カフカス地方?のアゼルバイジャン共和国に多い。他に、内陸アジアなどにも居住者が知られている。

　アゼルバイジャン共和国では、少数派のエスニック・グループをなしている。ダゲスタン共和国は、大小の民族30ほどが共存しているる国なので、少数派、多数派といった区別自体あまり意味をもたないでいる。

• 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。

小辞典版推奨判定

「情報＋知性　目標値10〜12」

やや詳しい情報　旧ソ連?時代の1979年の統計によれば、レズギン人はカフカス地方に38万人強が居住していた、とされる。内、ダゲスタン共和国のレズギン人人口は、19万人弱ほどだった、とのこと。

　一方、アゼルバイジャン共和国のレズギン人口は、2004年時点で２％ほど、と言われることが多い。単純計算で概算すると、15万７千人強となる。

小辞典版推奨判定

「言語＋知性　目標値10〜12」「交流＋知性　目標値12〜14」

やや詳しい情報　レズギン人が母語としているレズギン語は、カフカス諸語の内レズギン語群に含まれる言語の１つ。

　ダゲスタン共和国では、共通語のように日常使用される幾つかの言語の１つになっていて、意思疎通が可能な程度の３種の方言に大別することがよくなされている。

小辞典版推奨判定

「交流＋知性　目標値10〜12」

やや詳しい情報　ダゲスタン共和国では、「レズギン人」がしばしば、山岳民を漠然と指す総称として用いられる。

　宗教面では、イスラム教のスンナ派信徒が大多数。

　現在、アゼルバイジャン共和国では、多くのレズギン人が、採油現場や石油工業で就業している。カザフスタン共和国などカスピ海?沿岸諸国（ことに旧ソ連邦構成国）でも、石油関連の労働現場に出稼ぎ労働者が少なくない。

• 「難易度が、ある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。

小辞典版推奨判定

「交流＋知性　目標値12〜14」

さらに詳しい情報　レズギン人自身による自称民族名は、レズギヤル（Lezgiyar）。

　伝統的生業形態は、穀物栽培に果樹栽培、牧畜を組み合わせた形態。

• GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど

　「増補待ち」。

• 小辞典
  ⇔ 小辞典ワールド編

関連項目

• アゼルバイジャン共和国
• ダゲスタン共和国

活用

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