ノバティア王国
- ノバティア王国 ノバティアおうこく (簡易版)
- 簡易版です。気づいたとこの増補、改訂、優先に大歓迎。
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- やや詳しい情報
- さらに詳しい情報
- GM向け参考情報
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- 活用や検討
やや詳しい情報
- 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。
- 小辞典版推奨判定?
- 「歴史+知性 目標値=8〜10」「情報+知性 目標値=10〜12」
- 簡単な情報 (シナリオによっては、ゲーム前ブリーフィングでプレイヤーに伝えるGM裁量をしてもいいかもしれない)
- ノバティア王国は、4世紀半ばにクシュ王国が滅んだ後、歴史的なヌビア地域で営まれた2、3の国家の1つ。中世アラビアの歴史書には「アル-マリス(al-Maris)」と記され、欧米では「ノバディア」とも呼ばれる。
- 歴史的ヌビア地域の北部(下ヌビア)、現在のスーダン共和国北部の西寄りが勢力圏だった。4世紀半ば頃から7世紀初頭頃まで続いたキリスト教国家で、おそらくは、やはりヌビアのキリスト教国家だったマクリア王国?に吸収、あるいは、併合された。
- 【参照地図】
- 5世紀末頃の地図(Wikimedia Commons)
- 小辞典版推奨判定?
- 「歴史+知性 目標値=10〜12」
- やや詳しい情報 ノバティア王国の草創期のことは詳しくはわかっていない。当時のパコラス(Pachoras)、現在はハイダム湖の湖底に沈んだファラスを拠点に勢力を強めたようだ。東方正教系統のキリスト教を信奉していたと思われる。
- 6世紀の後半には、マクリア王国?の勢力に劣勢になったらしく、勢力圏はヌビア沙漠東方から紅海沿岸部に狭められていった。あるいは、7世紀の内には、マクリア王国に従属的になっていたかもしれない。
- マクリアのメルクリウス王の碑文によれば、メルクリウス王の治世14年目、おそらく710年に、ノバティアはマクリアと“連合”した。後、ノバティア王国は、マクリア王国に吸収同化、又は、併合されたと思われる。
- 様々な記録を相互参照すると、“吸収”されたノバティア王国の消滅は、アラブ・イスラム勢がマクリア王国に侵攻した652年までに終わっていたようだ。
- あるいは、マクリア王国の1部で、1種の自治領を許されていたかもしれない。クァーサル・イブリム?から発掘された碑文類の内には、ノバティア系の集団を率いたリーダーの名が、彼ら独自の称号を冠してが記されているものがある。
- 一説に、ノバティア系の集団は、マクリア王国の下で、王国に服属した戦闘集団として、下ヌビア北部で支配的だったとも言われるが定かでない?。ただ、古文書類でしばしば「王国」と記されているノバティアの実態が、戦闘的な部族集団のようなものだったとすれば、あり得ないことではないだろう。
- アラブ系の歴史書の内には、マクリア王国の下で続いたノバティア系集団が、半ば伝説的なキリスト教王国ドタゥオ(Dotawo)を営んだ、かに記しているものもある。
GM向け参考情報
- GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど
「増補待ち」。
別称類
- 別称=ノバディア(Nobadia)とも。
主要国の言語
- アラビア語名の音=al-Maris(アル-マリス)
おそらく古称、歴史的名称の類だろう。 - 英語表記=Kingdom of Nobatia
- フランス語表記=royaume situ? de Nobatia
- スペイン語名=Reino de Nobatia
- ロシア語表記=(調査中)
- 中国語表記=(調査中)
活用や検討
活用
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キーワード:
参照:[歴史的スーダン] [シモン,マクリア王国の〜] [+αのワールド用語] [クァーサル・イブリム] [ザカリアス1世,マクリア王国の〜] [ファラス] [メルクリウス王,マクリア王国の〜]