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永久凍土

永久凍土 えいきゅう とうど (Permafrost) 簡易版

簡易版です。気づいたとこの増補、改訂、優先に大歓迎。

PCが予め知ってていい情報

  • 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。

 「永久凍土」は、「少なくとも2年以上、継続して地温が0℃以下を保っている土壌」とされる。

 これに対して、冬季に土壌が凍結しても、春から夏季にかけ表層から土壌が融解し、地中まで完全に融解しきる土壌は「季節凍土」と呼ばれ区別される。

 しばしば誤解されるが、夏季に表層付近の土壌が融解しても、下層土壌が0℃以下を保ち、融解しないで2年以上経過している土地は永久凍土地帯とされる。

 永久凍土地帯の夏季に融解する表層は「活動層」と呼ばれ「季節凍土」とは区別される。「活動層」では、コケ類を含めた植物も生育し得る。その他、永久凍土地帯には、独特の生態系?や、地形、景観が見られる。

 永久凍土は、主に高緯度の寒帯気候帯に広がるが、標高が高いために永久凍土土壌になっている地域もある。

 現在、地表の2割ほどが永久凍土地帯とされる。地域によっては、厚さが数百m以上に達している。

 近年、広域の温暖化の傾向で、ワールド・ワイドな各地で永久凍土の融解が進み、永久凍土地帯の縮小が観測されている。

【参照地図】

やや詳しい情報

  • 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。

 永久凍土は、地中の水分が凍結した状態が2年以上続いた土壌だ。細かく見ると、地温がー2℃以下の地層が氷結する。地域の年間平均地温が0℃近くまで上昇すると、永久凍土地帯が断続する状態が生じる。こうした地域は「不連続永久凍土(地帯)」と呼ばれる。

 「地表の2割ほど」と言われる永久凍土地帯には、不連続永久凍土地帯も含まれている。

 通例、地表近くの年間平均気温が、−5℃〜0℃の地域では、不連続永久凍土地帯が生じる。−5℃以下の地域には「連続永久凍土」が広がる。

 凍土地帯の土壌は、表層が湿潤で低湿地にようになっている地域も珍しくない。植生は、ツンドラが優勢で、高緯度地帯になると、コケ類のみが生育するようになる。


 土壌の性質にもよるが、砂分の多い永久凍土では、地温が−10℃では花崗岩程度の硬度だが、−50℃以下になると、コンクリートに等しい硬度になる。さらに、永久凍土は水を透過しない性質も持つ。

 こうした性質を利用し、現在は、軟弱な地盤を改良する目的や、石油やガスの地中貯蔵庫の安全性を高める目的などで、人工的に永久凍土を作る工法が実用されている。


 シベリア?や、アラスカ?などには、過去に海中にあった時期に形成された堆積層が、連続永久凍土地帯になっている地域が少なくない。これらの地域の凍土層には、多量の酸化炭素やメタンガス?が凍結し固定されている。

 メタンガスは、大気中では、二酸化炭素の数倍と言われる温室効果を生む。

 永久凍土地帯、特にツンドラは、1970年代頃までは、ワールド・ワイドな生態系で温室効果ガスを固定し保持する機能を担っていた、と目されるが、現在は温室効果ガスの供給源の1つになっている。

 近年、シベリア、アラスカで観測されている永久凍土の融解、永久凍土地域の縮小がこのまま進行すれば、多量のメタンガスが大気中に放散され、地球温暖化?が不可逆に進むブレイク・ポイントを越える、と予測されている。

さらに詳しい情報

  • 「難易度がある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。

 一般に、永久凍土の深度は、永久凍土状態が長く続けば続いているほど、より地中深くまで及んでいく。

 一方、表層が、氷河氷床など、厚い氷に覆われると、その下では新たな永久凍土層は形成されない。厚い氷雪は、断熱効果があり、かえって直下の地表は地温が冷えないためだ。一般に、氷雪層が30cmを越えると、その下の地層は氷結しない。

 こうした性質から、高緯度地帯の連続永久凍土地帯では、凍土層の深さから、永久凍土が形成されはじめた古さを推定することができ、さらには最終氷期?の末期に、地域から氷床が退いたのがいつ頃かを推測することもできる。

 また、北極海沿岸部の近海海底には、ほぼ最終氷期に形成されたままの永久凍土層が確認されている。これは、海水の結氷温度が、−1.8℃〜−1.6℃と、凍土形成温度−2℃にたいへん近いため。

 氷河時代?に海退で陸地化した地層に形成された永久凍土層が後氷期の海進で浅海になり、海底の年間平均温度が−2℃以下であるため、古い時代の凍土層がほぼ保存された状態にある。

GM向け参考情報

  • GM向けの捕捉情報、マスタリング・チップス、アイディア・フックなど

アイディア・フック

 シベリア?特に、西シベリア低地には、常駐で永久凍土を観測調査している、ロシア連邦の研究施設があります。

 近年、温暖化観測の関係で、注目が集まっているのですが、温暖化の影響で融解が進んだ永久凍土地域から、マンモスの化石などが、多数発見されている、と報じられています。

 同様に、謎のオーパーツが出てきた、なんてのネタは、料理し易い部類でしょう。

活用や検討

活用

  • このページの記事を踏まえた、アイディア・フック?、使ってみたシナリオ、セッション・レポ、などなど
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重要な改訂の情報

  • 内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。
    (誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要)
  • 2006-11-11 (土) 09:26:27 鍼原神無 : 関連項目「ツンドラ」を起こし、付随してこちらの記事にもトリビア風の情報を追加しました。内容の大筋には、大きな変化はありません。
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検討

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更新日時:2006/11/11 09:26:27
キーワード:
参照:[アイデア・フック] [トーンガット山脈] [小辞典ワールド編] [西シベリア低地] [地理関連の用語] [コミの原生林] [北極圏] [ラブラドール半島] [ツンドラ]
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