ピアンキ

• 「判定処理なしに、ＰＣが知ってることにしていい」情報とします。

　ピアンキは、紀元前11世紀の前半、数年間テーベ?のアメン神殿で第一位の神官位についた人物。

• 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。

　ピアンキは生年不詳。ヘリホルが死没したB.C.1074年、テーベのアメン神殿第一位の神官位を継承。現在の古代エジプト研究で「アメン大司祭国家」と呼ばれるテーベ神官団の第一人者として、事実上上エジプトの支配者のように振舞った。

　B.C.1070年頃没したので、アメン神官団の第一人者だったのは、足掛け５年ほどのことになる。あるいは、第20王朝のラメセス11世と、相前後して没したのかもしれない。しかし、ラメセス11世の没年については、幾つかの説が唱えられているので、これも定かではない。

　ピアンキは、ヘリホルの娘婿だった可能性が高い。あるいは、ヘリホルの妻ノメジットを通じて、第20王朝?のファラオの家系の縁者になっていたのかもしれないが、定かではない。

• 「難易度がある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。

　一説に、「ピアンキは、ヘリホルと共にパネヘシをテーベから駆逐した武官の出身だった」と言われることもある。

　これは、ラメセス11世の統治末年頃の記録に「ピアンキが反乱軍と戦った」とあるものを踏まえた意見だ。しかし、この記録は、むしろ、ピアンキがヌビア?に遠征し、一時体制を立て直したパネヘシ勢を討伐したことを指すらしい。

• ＧＭ向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイディア・フックなど

　「増補待ち」

• 小辞典
  ⇔ 小辞典ワールド編
  ⇔ 歴史上の実在人物

関連項目

• パネジェム１世
• パネヘシ
• ヘリホル
• ラメセス11世

資料リンク

• Wikipedia英語版:Piankh

活用

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