クィジルクム沙漠
- クィジルクム沙漠 クィジルクムさばく (Qyzylqum) 簡易版
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クィジルクム沙漠は、中央アジアの中部西寄りで、アム川?(アム・ダリヤ)とシル川の間を占める、広い沙漠地帯。「キジル・クム(Kyzyl Kum)」とも。
現存国家の領域では、ウズベキスタン領中部の概ねを占め、カザフスタン領南縁部の東西中ほど、トルクメニスタン領?北部のわずかな一部に渡っている。
【参照地図】
(アラル海?とアム・ダリヤ?及びシル・ダリヤを示した略地図,Wikimedia Commons)- Physical map of Central Asia(World Sites Atlas)
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地域は、チュルク系の言語で「赤い砂」を意味する「キジル・クム」と呼ばれる。「キジル・クム」が、ペルシア語などに入って訛化した地名が「クィジルクム」。トランス・オクシアナ?にほとんど重なっている。
およそ、298,000平方kmの沙漠は、概ねが砂沙漠で砂丘が多い。ただし、一部に岩地性の丘陵地もまばらに存在、また、裁く北西部は、広い地域が粘土質の丘陵地に入り混じっている。
河川流域に可耕地が断続している他、河川の流れに沿うように、やや離れた地点にもオアシスが散在。
埋蔵資源としては、石油、天然ガスが採掘されている他、銅鉱、ボーキサイト、銀、ウラン鉱、が知られている。これらの地下資源の開発は、旧ソ連?時代の1960年代から急速に進められた。鉱業の拠点は、ウズベキスタンのナヴォイ市?、ウチュクダク?、ザラフシャン市?などにある。
沙漠地帯の平均人口密度は大変低く、人口集住地以外では、事実上の無人に等しい。伝統的に遊牧民が、丘陵地や河川流域、オアシス外縁などで、広い範囲の草地を牧草地に利用してきた。遊牧民の主な畜獣は、ヒツジや、ラクダ。
ウズベキスタン領南縁部の東西中ほどに位置するブハラ県?では、およそ、10万1千平方kmが、1971年から自然保護区に指定されている。保護区はクィジルクム沙漠南部の東寄りにあたり、アム・ダリヤ川の流れが沃土を堆積させている地域を含む。
地域には、アカシカの1種であるブハラ・シカ、イノシシ、キジ、イヌワシなどが生息。
他に、ブハラ市?の南方40kmほどにも、1977年から制定されてるジャラン自然保護区(Djeyran nature reserve)が設けられている(51,450平方kmほどの)。こちらの保護区には、ガゼル、アジア野生馬、オオ・バスタードなどが生息。野生動物種の繁殖センターも設けられている。
沙漠の広域では、生物はマレだが、上記の保護区以外でも、体長1.6mほどに育つオオトカゲなどが見られる。
クィジルクム沙漠の西外縁には、アム・ダリヤ支流の対岸、カラ・カルパクスタン共和国?の領域に、エシャン・カラの遺跡?が存在。
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参照:[カラクム沙漠] [ランド・マーク] [アジア州のランド・マーク]