アトバラ

アラビア語名の音

Atbarah

英語名

Atbara

• 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。

　「アトバラ」は、スーダン共和国ナイル川州の南部で、ナイル川に南東からアトバラ川が合流する辺りに立地している地方都市。ナイル沿岸沿いの基幹鉄路に、東方に向かう基幹鉄路が接合してる分岐点がある。

【参照地図】

• スーダン共和国略地図（Sudan，Merriam-Webster Online）
  

• 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。

　アトバラ市は、ナイル川州南部に位置。首都ハルトゥーム市の概ね北東にあたり、地図上の直線距離で310kmほど。ワディ・ハルファの概ね南東、地図上の直線距離で700kmほどにあたる。

　ナイル川州南東に位置するアトバラ郡の中心市街地が、アトバラ市の実態。

　人口11万人強（2007年）の小都市だが、ワディ・ハルファと首都ハルトゥーム市を結ぶ基幹鉄路から、スーダン領の紅海沿岸に向かう鉄路が分岐している。

　鉄道関係の機械工業、電気工業、セメント業などが営まれている。都市民のかなりの部分が、こうした鉄道関連の産業に従事。

　ホテルの類は、あまり多くない。ほとんどは粗末な安宿。いわゆる高級ホテルはなく、他の国なら中堅クラスのホテル少数が、割高感のある値段でサービスを提供している（と、想定）。街中では、レストランの類は見当たらない、中堅ホテルに付随した高いレストランか、安宿で粗末な賄いのサービスを得られるくらい。

　アトバラ市南端からアトバラ川を渡り、ナイル川沿いにしばらく行くと、ナイル川州の州都に定められているアッ-ダミールがある。この街は、州の行政中心と定められているが、街区の規模は、アトバラ市よりもかなり小さい。

　さらに南に進むと、アトバラ市からおよそ100kmほど南にメロエの遺跡が遺っている。

【参照地図】

• SUDAN，MAP（スーダン共和国略地図，SUDAN，LOOKLEX）

　ナイル川にアトバラ川が合流する辺りは、自然に戦略ポイントに成りやすい。例えば、19世紀末には、スーダンのマフディー軍とアングロ=エジプトの討伐軍とが交戦しアトバラの戦い?が、付近でおこなわれた。

　アトバラは、1946年に、現代スーダンで最初の労働組合が鉄道労働者たちによって結成された町。あるいは、そのためかもしれないが、アトバラ市では伝統的にアラブ的な社会主義政党の影響力が強い。

• 「難易度がある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。

　「増補待ち」。

• GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど

【参照地図】

• SUDAN，MAP（スーダン共和国略地図，SUDAN，LOOKLEX）
• スダン 地図（スーダンのルート・マップ，Super Travel Net）
• Atbara, Sudan Page（市街地領域図，Directory of Cities, Towns, and Regions in Sudan，World Index）

別称類

主要国の言語

• アラビア語名の音=Atbarah
• 英語名=Atbara
• フランス語表記=Atbara
• スペイン語表記=Antillas
• ロシア語表記=（調査中）
• 中国語表記=阿特巴拉

• 小辞典
  ⇔ 小辞典ワールド編

関連項目

• アトバラ川
• スーダン共和国
• ナイル川
• ナイル川州，スーダンの〜

資料リンク

• Wikipedia英語版:Atbarah
  Wikipedia英語版:River Nile (state)
• ATBARA（SUDAN，LOOKLEX）

活用

• このページの記事を踏まえた、アイデア・フック、使ってみたシナリオ、セッション・レポ、などなど

重要な改訂の情報

• 内容に追加、変更があった場合のみ、でいいでしょう。
  （誤字脱字の訂正や、文章を整える程度では記録不要）

検討

• このページの記事内容についての質問、重要な疑問、改訂の要望など
• 検討の項は記名記入を推奨（無記名記入は、随時書換え対象になりえます）