カナリアス諸島
- カナリアス諸島 カナリアスしょとう (Islas Canarias) 簡易版
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「カナリアス諸島」は、北アフリカの西で北大西洋に浮かぶ諸島。スペイン?の海外領土であるカナリアス諸島自治州が設けられている。
英語読みで、カナリア諸島。
火山活動で形成された島7つを、主要な島とした群島。アフリカ大陸に最も近い島が、沿岸から108kmに位置。快晴の日には、モロッコ王国及び西サハラ地域の西岸から、諸島の最高峰、テイデ火山の山影を遠望することもできる。が、諸島は、アフリカ州には区分されないことが多い。
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- ⇔ カナリアス諸島自治州
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諸島の東西に細長い海域は、イスパニア王国?時代に多島海と呼ばれた。
カナリアス諸島の、主な島の構成は以下の通り。
- ランサローテ島
- 諸島の最東端。アフリカ側。ティマンファヤ国立公園を擁す。
- フェルテベントゥラ島
- ランサローテ島の南西に隣接。
- グラン・カナリア島
- 諸島の中ほどで、面積は最大。フェルテベントゥラ島の西方。
- テネリフェ島
- グラン・カナリア島の北西。グイマーのステップ・ピラミッド群が存在。テイデ火山は、スペイン領の最高峰で地球で第3位の大きさの火山。デル・テイデ国立公園を擁す。
- ラ・ゴメラ島
- テネリフェ島の概ね西方。ガラホナイ国立公園を擁す。
- ラ・パルマ島
- ラ・ゴメラ島の北西。デ・ラ・カルデラ・デ・タブリエンテ国立公園を擁す。ラ・パルマ天文台が位置。
- エル・イエロ島
- ラ・ゴメラ島の南西。諸島の最西端。主要な島では、最小の面積。
諸島の面積総計は、7,447平方km。居住人口の総計、1,968,280人(2005年)。平均人口密度、1平方kmあたり、264人。主要産業は、観光業と、農業。
亜熱帯気候だが、降水量は多くない。現在は、アフリカ同様乾燥化が進んでいる。
一方で、トロピカル・リゾートとして、常春の避暑地とイメージされている。
土壌自体は肥沃で、農業が盛ん。各国の遠洋漁業船の寄航基地として利用されている島もある。
カナリアス諸島は、他の諸島と共にマカロネシア生態圏?(エコレジオン,ecoregion)の1部をなしている。
マカロネシア生態圏の島々は、いずれも海底火山の活動で形成され、大陸から離れているため、氷河の影響を被らなかった。地域に固有の生物種も多く、環境保全が重視されている。カナリア鳥の原産地として知られる。
現在、スペインに13ある国立公園の内、4つまでがカナリアス諸島に設けられている。
カナリアス諸島の存在自体は、ヨーロッパやアフリカで、古代から気づかれていたようだ。
ローマ時代に大プリニウス?が記した古代記録が知られている。それは、「カルタゴの航海者ハンノがB.C.600年頃の前後に、カナリアス諸島を発見したが、その時は無人であり、廃墟と巨大建築物の遺構があった」という伝聞記録だ。この記録は、近年、諸島のテネフェリ島で確認されたグイマーのステップ・ピラミッドの遺構と関連付けて、注目されている。
諸島の先住民グアンチェスは、北アフリカから移住したベルベル系民族?の後裔と目されている。彼らがいつ頃、諸島に移住したかは定かに解明されていない。
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