美蘭

• オフィシャル設定のワールド用語解説。

公開情報級解説

　美蘭は、ゾディアック・メンバーの１人で、《予知者》の通称で呼ばれる。

　ＰＣの要請に応じると、「予知」の特技でシナリオ上のヒントを１つ、予言の型で教えてくれる。

　あるいは、心霊現象への対処支援に応じてもくれる。

　ＧＭは、美蘭を呼び出したプレイヤーに、何を知りたいのかを尋ねた後、シナリオの想定、セッションの展開、時間消費などを見て、適宜、曖昧にボカした助言を美蘭に語らせるようにしていくといいだろう。
（ゾディアック・メンバーは、「ＰＣたちの行動を応援するだけで、根本的な問題を解決してくれることはない」）

　神秘的な雰囲気を漂わせていて、外見は中国系の美少女。16歳くらいに見えるが年齢不詳。国籍も不詳と思われる。

　目を閉じて椅子に座していることが多い。

　彼女の予知能力は、様々な未来の可能性の断片を見る、との設定。だから、確定的な予言は相応しくない。ＧＭの演出としては、予言と言うより、物凄くよくあたる占いなどを想定すると相応しいかもしれない。

　例えば、「今いるところから東に、重要な出会いが待っている」とか。

　普段は、ローズ考古学財団関係の警備された施設にて、保護されており、ＰＣが彼女のプライベートに接することはない。

（ルールブック、p．83）

限定情報級解説

• プレイヤー専門の人が限定情報の内容を知るのは、「情報をセッション中に獲得したときか、ＧＭをするとき」とされている。

　「増補待ち」？

秘匿情報級解説

• 「秘匿情報」の内容は、ルールで口外が禁じられてる。

• ＧＭ向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど

補足情報

• 限定情報（p.250）にある記述を読むと、シュープリームは美蘭の存在を掴んでいないようだ。
• 限定情報（p.238）にある記述を読むと、美蘭はセレスティアル・ゲートの、ある大物NPCと何かの因縁があるようだ。
  相手の方が、美蘭との因縁を認知しているかどうかは不明。

運用

マスタリング事例

• まず、美蘭へのコンタクトを申告したプレイヤーに何を予言してほしいか聞いた後。「君は、今ふっと思い出したのだが、実は今回のミッション指令が下った直後、美蘭に呼び出されて『本当に困ったことにあったら、これを開けてみてください』と、香をたき込めた小さな絹袋を授けられていた。今も懐に持ってる、これはゾディアック・メンバー効果の演出なので、絹袋のEncは０でよろしい」
  「あけてみるのね。あけるとそこには香をたき込めた紙に毛筆で、これこれと書いてあるよ」
• 何度も使うとマンネリになるだろうけどね。

• 小辞典
  ⇔ 小辞典ワールド編
  ⇔ オフィシャルNPCと組織、他

関連項目

• ゾディアック・メンバー

資料リンク

• ルールブック

活用

• このページの記事を踏まえた、アイデア・フック、使ってみたシナリオ、セッション・レポ、などなど

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