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ダイアナ

ダイアナ

公開情報級解説

 ダイアナは、ゾディアック・メンバーの1人で、《魔女》の通称で呼ばれる。

 PCからの依頼に応じると、「怪異」の特技で魔術による天変地異を起こしてくれる。

 PCは怪異に乗じて、戦闘状態から脱したり、特定集団を足止めさせたりできるだろう。ただし、発生した天変地異の被害をPCが受けることもあるので注意。

 プレイヤーは、どんな狙いで「怪異」の能力を要請するのか、素でGMに伝えられるといいだろう。どんな種類の天変地異を要請するかを伝えてもいいが、演出も関わるし、内容の決定はGMの判断に委ねよう。

 あるいは、「怪異」の代わりに、銀の暁に関連した情報を教えてもらうこともできる。

 または、アイテムや、土地、人物、(過去の)事件、などなどの魔術的な背景について、情報を教えてもらうこともできる。

 さらに、魔術が関わる呪いの類の解除、魔法アイテムの鑑定なども要請できるかもしれない。
(シナリオ上重要な核心的な情報は、教えてもらえないか、曖昧な手がかりしかもらえない、かもしれない。これもGM裁量だ)


 30代後半くらいに思える、ブリテン風の上品な婦人。肉付きは豊かで艶っぽい。古風な装飾品や護符の類を身につけている。よく、膝の上に黒猫を乗せていることも。

 普段はロンドン郊外の屋敷で薔薇を育てているそうだ。

ルールブック、p.75)

限定情報級解説

  • プレイヤー専門の人が限定情報の内容を知るのは、「情報をシナリオ中で獲得したときか、GMをするとき」とされている。

秘匿情報級解説

  • 「秘匿情報」の内容は、ルールで口外が禁じられてる。

 「増補待ち」?

GM向け参考情報

補足情報

運用

ダイアナの運用
ダイアナの運用については、特に「PCたちの行動を応援するだけで、根本的な問題を解決してくれることはない」(ルールブック、p.71)に注意するといいでしょう。
  • 例えば、「怪異」の天変地異で、危険状態(暴走状態)になってしまったオーパーツを封じることはできない。
  • あるいは、魔術的な鑑定を依頼しても、シナリオで想定された中核的な謎を解いてはくれない(曖昧化した手がかりくらいは、告げてもいいと思います)。
    もし、「その鑑定依頼には応じられない」と、GM裁量する場合は、ゾディアック・メンバー・カードをプレイヤーに返し、未使用と裁量すべきでしょう。それよりは、曖昧化した手がかりを告げた方がいいかもしれません。
ダイアナの外見
  • 「外見年齢は、あくまで外見に過ぎない」が、楽でいいんじゃないかな(?)。実際の年齢不詳ってことで、マスタリングすると楽だと思う。
ダイアナの屋敷
  • ルールにある「ロンドン郊外」の設定については、詳細は、定かでないことにして曖昧なマスタリングをお勧め。
  • 「古風な感じがして、ひっそりした、屋敷」とかがイメージでしょうか(?)。
  • 「詳細は、定かでないことにして曖昧なマスタリング」を原則として。「少しはイメージを詳細にしておいた方が、曖昧なマスタリング描写もし易い」ってGMさん、あるいは、「キャンペーン・プレイで細かな場所設定も使いたい」ってGMさんは−−
    「ロンドン郊外」には、いくつかの候補があります。
    アウター・ロンドンのどこか(インナー・ロンドン?の郊外で、大都市圏の内)。
    グレーター・ロンドンに外接したどこか(グレーター・ロンドンの近郊、ロンドン中心部から片道1時間内外といったイメージ)
    いわゆる、(ロンドンの)ホーム・カウンティーズ?のどこか(ロンドン近郊でも遠い方、電車で片道2〜3時間かかる地域も含む。例えばケンブリッジ市?とか、オックスフォード市?とか、あるいはコッツウッォルズ?など)
    大まかに、どの辺か、くらいは絞っておいた方が、イメージ作りも楽かもしれません。
  • あんまり、いろいろ設定するのが面倒なGMさんは、Ω美蘭などのように、「PCとの接触は、装備の携帯が基本」でやっていくといいでしょう。
ゾディアック・カードの特技
  • 「怪異」の天変地異は、派手な方がいいでしょうか?
    • プレイヤーの狙いを聞いて、盛り上がるような派手な方がいいと思います。
    • 奥の手としては、魔術的な天変地異なので、PCたちの周りの局所的な影響と、周辺地域での影響が、実は違ってた(とあとからわかる)、なんて演出もあります。
      例えば、ロンドンの街中で大地震、なんてケースでこれを使って、局所的に地割れおか起きても、ちょっと離れるたところでは全然揺れなかった、とかです。(後から、道路の老朽化とか、手抜き工事とかで片付けられてしまう、とかの処理です)
    • セッションが盛り上がる方がいいですが、派手でなければいけない、ってこともないでしょう。
      たとえば、プレイヤーが「PCチームが保護した重要NPCを、危険な戦闘場面から安全に脱出させたい」との狙いで「怪異」を要請した時。「季節はずれの濃霧が、突然あたりに立ち込め」とかでも構わないはずです。
  • アイテムの鑑定を依頼したら、やはり、物を届けるべきなのでしょうか?
    • 物語内の状況次第でしょう。財団経由で届けたことにしてもいいし、あるいは、忽然とPCたちのいるところに現れて、忽然と消えてもいい(《魔女》なんだし)。
    • 黒猫が現れて、ダイアナの声で鑑定だけして消える、なんて演出も面白いよ。毎回、カラスとか黒蛇とか変えてもいいし。

活用や検討

活用

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重要な改訂の情報

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検討

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