クァッターラ低地
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クァッターラ低地は、エジプト=アラブ共和国の北西部で、沿岸部から少し奥まった地域に広がっている大きな窪地。底は、海抜−100m以下で、塩水の湿地などが散在。湿地以外の土地は、乾いた天然塩で覆われた地域と砂嵐で吹き寄せられた砂が浅く堆積した地域とが混在している。
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クァッターラ低地は、ジブチ共和国のアサル湖?湖岸地域に次いで、アフリカ大陸で2番目に低い土地。最低点は、海抜−133m。東西の最大幅120kmほど、南北の最大幅80kmほど。底地の面積は、およそ18,000平方kmに及ぶ。
エジプト領北西部で地中海沿岸間際に張り出した微高地、リビア高原の南東に位置。エジプト - リビア国境の東に位置するシーワ・オアシス?の東から、アラメイン?の南にかけて広がっている。低地の南東縁は、リビア高地から東方へ、アラメインの南にかけて高度を下げている細長い尾根に縁取られている。
北側から西側にかけてのリビア高地側はかなりの急斜面で、南側、東側の斜面が比較的緩やか。南西部の外縁を、シーワ・オアシスからバウィティ?に到る沙漠道が通っている。この沙漠道の南側が大砂漠?の北東縁になっている。
クァッターラ低地の底地では、北西部から北縁にかけて、塩分の多い湧水による湿地が多く断続。湿地の総面積は、およそ300平方kmとも言われる。湿地やその周辺には希塩水に適応した植物の植生は見られる。
底地のおよそ1/4ほどは、湧水の量が増えると沼地や泥濘地のような状態になる。恒常的な湖沼には4平方kmほどの大きなものもある。
風向きによっては、砂嵐が多量の砂塵を運ばれ、底地の土壌の多くは砂や泥の土壌に覆われている。主に底地の南側に多い。こうした地区には、アカシアの木のまばらな樹林と草地も見られ、野性のガゼルやヤギ、ウサギの類が群棲。チータやジャッカルも見られる。
クァッターラ低地は湧水が希塩水である関係で、ヒトの集住には適さない。
ただ、欧米ではあまり知られていないが、低地の北西縁に位置するクァーラ・オアシスにのみ、孤立した半農半牧の集団300人ほどが居住している。
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キーワード:
参照:[アフリカ州のランド・マーク] [リビア沙漠] [マルサ・マトルゥーフ市] [ランド・マーク] [マトルゥーフ県] [エジプトの5大オアシス] [クァーラ・オアシス] [リビア高原] [西方沙漠,エジプトの〜] [スィーワ・オアシス]