ハワラの遺跡
やや詳しい情報
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ハワラの遺跡は、やはりファイユーム県外縁の乾燥台地上に位置するラフーンの遺跡?の西方に位置。ファイユーム・オアシス内に位置するアルシノエの遺跡の南方にあたる。
遺跡地帯で、もっとも目立つのは、第12王朝?のアメンエムハト3世が建立させたピラミッド。このピラミッドは、中王国時代?に建立された多くのピラミッド同様、日干しレンガで囲まれていた外周が崩壊しつつ、石灰岩で組まれた中核部分を囲んでいる。
かつて外周を飾っていた石板は、長い時代の間に石材に転用されてしまっているので、外見は遺丘のように見える。遺丘にしては小高い形状を保っているのは、内部の石組みが遺っているためだ。
ハワラの遺跡に遺るピラミッド址には、かつて葬祭殿も併設されていた。この葬祭殿は、ヘロドトスが「迷宮」として記し、ストラボンなどが古代に記録した建物だったと目されている。こちらも現在は、基壇部分が断片的に遺っているだけだ。
この葬祭殿かあるいは、ピラミッドの地下玄室が、アメンエムハト3世のミイラが埋葬された地だろうと推測されている。しかし、地下は地下水の湧出で発掘できず確認されていない。ピラミッド址から南に2kmほどの位置からは、アメンエムハト3世の娘、ネフェル-プタ?の埋葬地が発掘されている。
また、ピラミッド址の北からは、ローマ時代の墓域も発掘されている。
ハワラの遺跡では、19世紀半ばの1843年と、19世紀後半の1888年に大規模な発掘がなされた。
1888年の発掘では、紀元後1世紀〜2世紀にかけてのパピルス文書が発掘された。ローマ時代の簿域から被葬者の肖像画146点が出土したのも、この発掘の時だった。
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キーワード:
参照:[ファイユーム県] [遺跡] [ファイユーム市] [小辞典ワールド編] [ファイユーム・オアシス]