アレマン語

英語表記

Alemannic German

• 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。

　特に無し。

　「アレマン語」については、関連技能を持たないPCが予め知らないでいても不自然ではないと思われます。

• 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。

　「アレマン語（Alemannic German）」は、ドイツ語系統?の１派である高地ドイツ語?の諸言語に含まれる近縁言語の総称。ドイツ語?系統の言語では“alemannisch”。

　スイスドイツ語?（Swiss German）やアルザス語など、現在も日常使用されている複数の言語が含まれている。
（普通「アレマン語」と言われるが、「アレマン諸語」とでも言った方がイメージは伝わり易いかもしれない）

　アレマン語に属す諸言語は、ドイツ連邦共和国の他、オーストリア共和国、スイス連邦、ルクセンブルク大公国や、イタリア共和国北部、フランス共和国東部などで用いられている。他に、ベネズエラ=ボリバル共和国でも、植民地アレマン語（Alem?n Coloniero）と呼ばれるドイツ語系統の言語を用いるコミュニティーがある。

　それぞれの言語は、古代末に地域に移入したゲルマン系のアレマン族が用いていた言語（古代アレマン語）をベースに派生した、と目されている。

　歴史言語学の分類では、ゲルマン語派?の西ゲルマン語群?に属す、とされている。アレマン諸語とされている言語の系統関係や相互関係については、研究者の間でも幾つかの整理が唱えられている。

【参照イメージ】

• アレマン諸語が用いられている主な地域の略図(Wikimedia Commons）
  

• 「難易度がある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。

　アレマン語に属す、とされている諸言語には、例えば、次のようなものが知られている。

• シュヴァーベン方言
  主にドイツのシュヴァーベン地方で用いられている。
  マレにアレマン語全体を「シュヴァーベン語」と呼ぶこともある。
• 南バーデン語
  主にドイツのフライブルク市を中心にした一帯で用いられている。
• アルザス語
  主にフランスのアルザス地方で用いられている。
• チューリッヒドイツ語
  主にスイスのチューリッヒ地方?で用いられている。
• バーゼルドイツ語
  主にスイスのバーゼル地方で用いられている。
• ベルンドイツ語
  主にスイスのベルン市?を中心にした一帯で用いられている。

　言語学の分野では、アレマン諸語は普通、シュヴァーベン方言、低アレマン語、高アレマン語、最高アレマン語に大別される。ただし、各方言をどの大別カテゴリーに含めるかなどには議論もある。

• GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど

　「増補待ち」。

• ＋αのワールド用語
• 小辞典

関連項目

• アレマン族
• アルザス語
• ゲルマン語派?
• 高地ドイツ語?
• スイスドイツ語?

資料リンク

• Wikipedia英語版:Alemannisch

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