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エジプト=アラブ共和国の基本情報 2009年版

エジプト=アラブ共和国の基本情報 2009年版

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概略

 エジプト=アラブ共和国は、アフリカの北東部で地中海に面している国。ナイル川の中〜下流域を擁す。地理的には西南アジアとされるシナイ半島も領有。

 独立後は、アラブ的社会主義の路線を進んできたが、1979年にイスラエル国と平和条約を締結した後は、欧米諸国との関係も深めた。

国家体制
 国家元首は大統領。多党制の議会政治を営んでいるが、大統領は、立法、行政、司法に渡り強い権限を有す。国内では行政が司法に介入しがちであることなどに、根強い批判がある。
 エジプト・アラブ共和国は、社会主義路線のアラブ的民族主義国家から、多数政党による議会制民主主義の体裁を整えてきた。1977年までは、社会主義政党(アラブ社会主義者同盟)の一党独裁によるアラブ的社会主義体制にあったほか、2代大統領以降の大統領たちが事実上の終身制を続けてきているなど、実際は、集権的で強権的な体制と目される。
首都
カイロ?

近隣諸国

 アフリカ側では、東の大リビア=アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国、南のスーダン共和国と国境を接している。

 アジア側でのシナイ半島は、パレスチナ暫定自治領?のガザ地区?イスラエル国と隣接。また、アカバ湾を挟んでヨルダン=ハシミテ王国(アル・ムマルカ=アル・ウルドゥニーヤ=アル・ハーシミーヤ)とも至近。紅海を介して、サウジ=アラビア王国の西岸と対面。

国土

土地面積
995,450平方km
領土面積
1,001,450平方km
土地面積対比
U.K.(連合王国)“本国領”の4.1倍ほど。(日本国の2.7倍弱)
最低点
−133m(海面下)
最高点
海抜2,629m
海岸線
2,450km
地上国境
2,665km
イスラエル国との国境=266km(10%ほど)、ガザ・ストリップ(パレスティナ暫定自治領?)との国境=11km(0.4%ほど)、スーダン共和国との国境=1,273km(48%弱)、大リビア=アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国との国境=1,115km(42%弱)
都市エリア
2%(2000年)

人口

人口
2009年の推計で82,999,000人
人口対比
U.K.“本国領”人口の1.3倍強。
日本国人口の65%ほど(対比する数値の年度が異なるので目安として)。
平均寿命(2005年)
69.8(♂=67.7,♀=72.0)
出生率(2003年)
26.1
死亡率(2003年)
6.5‰
乳児死亡率(2005年)
35.9‰
年齢別人口比率(2005年)
0〜14=33.6%,15〜64=61.7%,65以上=4.8%
平均人口密度
1平方kmあたり82人程度
地域による偏りはたいへん大きい
平均人口密度の対比
U.K.(連合王国)“本国領”の33%強。
日本国の24%強(対比する数値の年度が異なるので目安として)。
都市集住率
43%(2001年)

民族事情

民族事情
 アラブ系エジプト人99%。ヌビア人1%、少数派には、リビア系住民、ベルベル人などがいる。
言語事情
 アラビア語?国定公用語に定められている。
 下エジプトや地中海沿岸部では、かなり広く英語?、フランス語?も通用。上エジプトでは、英語、フランス語は、大都市で通用(と、想定)。少数派言語では、ヌビア語の話者が目立つ。
宗教事情
 イスラム信徒が90%で、ほぼ全員がスンナ派信徒を自認。ただし、民間では聖者崇拝など、あまりスンナ派的ではない民俗信仰も根強い。他に、上エジプトを中心にエジプト正教(コプト教)教徒のコミュニティーが目立つ(コプト教会の司教座は、下エジプトのアレクサンドリア市?に所在)。
識字率(1995年推計)
51.4%(♂=64%,♀=39%)

経済事情

通貨単位
エジプト・ポンド(略号=£E)
GDP(PPP修正値)
4,426億4,000万U.S.ドル相当(2008年推計)
GDPの対比
U.K.(連合王国)の20%弱。
日本国の10%ほど。
国民1人あたりGDP(PPP修正値)
5,898U.S.ドル相当(2008年推計値)
国民1人あたりGDPの対比
U.K.(連合王国)の17%弱。
日本国の数値の17%強。
Gini係数?(1999年)
34.5
国民1人あたりのエネルギー消費量(石油換算)
842kg(2004年)
国民1人あたりエネルギー消費量の対比
U.K.の数値の23%弱。
日本国の数値の24%強。
産業別労働人口比率(2003年)
1次=29.9%,2次=18.5%,3次=51.6%
輸出(2004年)
75億U.S.ドル相当
主要輸出先国(2004年)
イタリア共和国U.S.A.(合衆国)スペイン国ネーデルラント王国インド共和国
輸入(2004年)
129億U.S.ドル相当
主要輸入元国(2004年)
U.S.A.、ドイツ連邦共和国中華人民共和国、イタリア共和国、•アルジェリア民主人民共和国?
貿易依存率(2005年)
輸出=11.9%,輸入=22.2%
観光客(2005年)
およそ、824万人
観光業収入(2005年)
72億U.S.ドル相当
(GDPの1.6%ほど,対比する数値の年度が異なるので、目安として)

政治関係

政治体制
 国家元首は大統領。立法、行政、司法の三権に渡る大きな実権を有す。しばしば「エジプトでは三権分立」が実現されていない、といった批判を受けている。
 エジプト・アラブ共和国は、社会主義路線のアラブ的民族主義国家から、多数政党による議会制民主主義の体裁を整えてきた。1977年までは、社会主義政党(アラブ社会主義者同盟)の一党独裁によるアラブ的社会主義体制にあったほか、2代大統領以降の大統領たちが事実上の終身制を続けてきているなど、実際は、集権的で強権的な体制と目される。
 大統領は、議会が候補者を指名し、国民が信任投票を行う。任期は6年で、再選も可能。第2代のナセル大統領以来、事実上の終身制が慣例となっている。
 議会は、1院制で「人民議会(マジリス)」と呼ばれる。全454議席で、444議席は民選、10議席は大統領指名枠。議員の任期は5年。これとは別に、大統領の諮問会議がある。全264議席で、176議席が民選、88議席が大統領指名枠。
 エジプトでは、宗教勢力の議会参加が公式には禁止されている。他に、大統領の司法への介入などを不満とする民間では、政府批判活動や反政府活動が活発。政府側による取り締まりは激しく、不当逮捕や収監者への拷問などの事件も、しばしば国際NGO団体に批判されたり国際報道されたりしている。
兵員概数(2007年)
総数=46万9千人,陸軍=34万人,海軍=1万9千人,空軍=3万人,防空軍=8万人
軍事支出(2005年)
38億U.S.ドル相当(GDPの0.9%弱,対比する数値の年度が異なるので、目安として)
国民1人あたりの軍事支出(2004年)
49U.S.ドル相当

ソース

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更新日時:2009/10/29 21:02:58
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