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クラ=アラクス低地

クラ=アラクス低地 クラ=アラクスていち (Kura-Araks)

PCが予め知ってていい情報

 「クラ=アラクス低地」は、アゼルバイジャン共和国領内で、大カフカス山脈と、小カフカス山脈及びイラン=イスラム共和国北西部の山地との間に開けた低地を指す。

 キュラ川(クラ川)、アラス川の下流域にあたりカスピ海?西岸に面している。

 「クラ=アラクス低地」は、ロシア語的な地名で、英語では「クラ=アラス低地(Kura-Aras Lowland)」。

【参照地図】

追加情報

小辞典版推奨判定
「情報+知性 目標値10〜12」
やや詳しい情報 「クラ=アラクス低地」は、クラ川中流域でアゼルバイジャン領内に設けられている人口湖(ミンギチュール貯水池)よりも、下流の低地を意味することが多い。この地域は、アゼルバイジャンが擁す平地のほとんどを占めている。(アゼルバイジャンの平地は、他に、大カフカス山脈東部の盆地状の土地、アブシェロン半島、カスピ海?西岸の幅の狭い沿岸部があるだけ)
 ミンギチュールよりも南では、西に小カフカス山脈の東部が存在。この地域では、小カフカス山脈の山裾は比較的緩やかに平地に連なっている。2006年現在、小カフカス山脈東部は、自称ナゴルノ・カラバフ共和国?の領域を含み、アルメニアの実効支配域に占められている。
 低地の南側は、概ねイラン北西部の山地に縁取られている。ただし、イラン国境にアゼルバイジャン側で接しているタレシュ地方?では、アゼルバイジャン領内にもイラン側に連なる低い山地が迫り出している。
 低地の北側は、大カフカス山脈の東カフカス山脈に縁取られている。ただし、地質上、東カフカス山脈に連なっている500m程度のゴブスタン高原?も、普通はクラ=アラクス低地の内に含まれる。
 キュラ川(クラ川)河口から100kmほど上流でアラス川が合流。他に、ミンギチュール貯水池から灌漑用水路がキュラ川の北に1本、南に1本開削されている。これらの水路は山地から流出する小河川の流れも取り込みつつ、低地の各所を潤している。
 「クラ=アラクス低地」は、どちらかと言えば、研究者の間の専門用語。アゼルバイジャンの現地では、日常的にはあまり使われない。アゼルバイジャン・ローカルでは、低地の各所はさらに細分されており、それぞれの地名で呼ばれている。

小辞典版推奨判定
「交流+知性 目標値12〜14」
詳しい情報 「クラ=アラクス低地」の「アラクス」は、「アラス(川)のロシア語読み。
 「クラ=アラクス低地」は、どちらかと言えば、ワールド・ワイドに近い広域で大地形?をみた場合の地理用語。アゼルバイジャンの現地では、日常的にはあまり使われない。
 ただ、クラ川、アラス川両河川の水質汚濁がカスピ海に及ぼす環境汚染について、国際的な懸念が高まっている関係で、研究者の間では用いられることが多くなってきている。

小辞典版推奨判定
「交流+知性 目標値14以上」
専門的知識 アゼルバイジャン・ローカルでは、クラ=アラクス低地の各所はさらに細分されて認知されていて、それぞれの地名で呼ばれている。
 低地北東部でカスピ海西岸まで迫り、アブシェロン半島に通じる沿岸部を扼しているのがゴブスタン高原?(高原と言っても実際は500m内外の丘陵地)
 ゴブスタン高原の西方でキュラ川(クラ川)両岸に広がるのがシルヴァン平野。ただし、キュラ川の南岸では、シルヴァン平野はアラス川西岸までとされている。
 キュラ川南岸のアラス川以東がムガン平野。
 ムガン平野の南部で、イラン領とカスピ海?とに挟まれるように南方に突出している地域がタレシュ地方?。タレシュ地方は西部にイラン領北西部の山地に連なっている低い山地(タレシュ山地)も擁している。

GM向け参考情報

用途

 クラ=アラクス低地の北東部に位置するゴブスタン高原?では、東側でカスピ海に面した斜面に石器時代の岩絵郡(総数およそ6000)が知られています。

 詳しくは、関連項目を参照のこと。(⇒ 準備中)


 ムガン平野以南は、少数派のエスニック・グループであるタレシュ人の人口が多くなっています。特にアゼルバイジャン共和国のタレシュ地方には多く、1993年に反大統領派とイラン系の民族主義者が、タレシュ=ムガン自治共和国を宣言して建国を目論見ましたが失敗しました。

 ゾロアスター教?関係の題材に、タレシュ人の古老を絡めた料理などが面白いかもしれません。

 詳しくは、関連項目を参照のこと。(⇒ 準備中)

環境

 クラ=アラクス低地の環境は、基本的に乾燥気候。年間を通じて降雨が少なく夏はたいへん暑く6〜8月には日中気温が40℃を越すことも多い。乾燥気候地帯の常として昼夜の気温差は大きい。

 南東部のタレシュ地方は、温暖多湿で亜熱帯気候。

正規の出入国ルート

 「アゼルバイジャン共和国」の項を参照のこと。(⇒ アゼルバイジャン共和国

交通網

 「アゼルバイジャン共和国」の項も参照のこと。こちらの記事の方がやや詳しくなっていますが、アゼルバイジャン内の交通網へのアクセスについては「アゼルバイジャン共和国」の方に記しています。(⇒ アゼルバイジャン共和国)。

空港
 域内に空港はない。
 強いて言えば、イラン側で国境近くに位置する地方都市パールサバード(人口不詳、10万人未満級)の近傍に国内線空港が存在。この空港は位置的にはムガン平野の縁辺に立地することになるが、この空港に降りてもアゼルバイジャン側への正規の入国にはかえって不便と想定。
海港
 カスピ海沿岸に、10万人未満級の地方都市が4つほど存在。
 実態は調べ切れていませんが、これらの都市が商港を擁していると想定してもいいでしょう。
鉄路
 首都バクー?から、カスピ海西岸を南下してきた基幹鉄路は、ゴブスタン高原の南東でカスピ海に面した地方都市アルヤトにて方向を転じ、シルヴァン平野を概ね東西に走る。
 この路線は、はじめキュラ川(クラ川)の北側を走り、クラ川を渡河した地点で地方都市イェヴラフ(人口不詳、10万人未満級)を経由。その後、小カフカス?山脈の北山裾を通り、西の中心都市ギャンジャ?を経由した後、ミンギチュール貯水池の南側を走っていく。グルジア?との国境が近づくと、再度キュラ川を渡河しグルジア領内に続く。
 グルジア方面に向かう路線とは別に、アルヤトからはイランとの国境方面に向かう鉄路も分岐。この路線は、一旦キュラ川を渡河しムガン平野北部を短距離横断した後、アラス川を渡河。以降は、アラス川に沿うようにアゼルバイジャン - イラン国境のアゼルバイジャン川を走る。ただし、2006年現在、アルメニアの実効支配地域に入る手前で、鉄道の運行は途絶していると想定。(線路自体は、アルメニア領、及び、ナヒチュバン自治共和国?の領域を経た後、南方からグルジア領に続いている)
 イランとの国境沿いを走っている路線からは、他にタレシュ地方に向かう地方路線が、ムガン平野で分岐している。この路線の終点に位置する地方都市アスタラ(人口不詳、10万人未満級)には、陸路の出入国ゲイトが設けられている。
道路網
 クラ=アラクス低地の主要な自動車道は、2本。
 1つは、首都バクー?からカスピ海沿岸を、鉄路に絡むように南下してきた後、アルヤトから南西方向にやや内陸に入る道。このルートは、タレシュ地方に至ると再びカスピ海沿岸部に出てアスタラまで至り、イラン方面に続いている。
 もう1つの主要道路は、アルヤトからグルジア方面に向かう鉄路に絡むように、敷設されたルート。
 クラ=アラクス低地では、2本の主要道を中心に、キュラ川の北と南に地方道の道路網が敷設されている。

活用や検討

活用

  • このページの記事を踏まえた、アイディア・フック?、使ってみたシナリオ、セッション・レポ、などなど
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重要な改訂の情報

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検討

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更新日時:2006/11/10 08:51:04
キーワード:
参照:[ランド・マーク] [アゼルバイジャン共和国] [アジア州のランド・マーク] [カフカス地方] [アラス川] [クラ川] [スラム山地] [クラ=アラス低地]
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