ルイス島
PCが予め知ってていい情報
- 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。
ルイス島は、グレート・ブリテン島?北西に位置するアウター・ヘブリディーズ諸島中、最大の島。諸島の最北に位置する。つまり、ヘブリディーズ諸島で1番北の島でもある。
- 【参照地図】
追加情報
- 小辞典版推奨判定
- 「交流+知性 目標値8〜10」「情報+知性 目標値10〜12」
- やや詳しい情報 ルイス島の海岸線は洪積世の氷河活動で刻まれたフィヨルドからなり、入り江や半島部が複雑に入り組んでいる。島の南部は、狭い天然陸橋でつながったハリス島。ルイス島は「ルイス・ウィズ・ハリス」とも呼ばれる。
- 小辞典版推奨判定
- 「情報+知性 目標値10〜12」
- やや詳しい情報 島は、スコットランドのウェスタン・アイルス県の行政中心地、ストーノウェイ?の町を擁している。
- 小辞典版推奨判定
- 「歴史+知性 目標値8〜10」「情報 目標値10〜12」
- やや詳しい情報 積石遺跡ダン・カーロウェイ・ブロッホ?、新石器時代の巨石遺構で知られるカラニッシュの遺跡(ヒストリック・スコットランド指定)が存在。
- 他に、数は減ってきているが、「ブラック・ハウス」と呼ばれる19世紀頃の民家も散在。1855年築のアーノル・ブラックハウスは、ヒストリック・スコットランド指定の民芸博物館として運営されている。
- 小辞典版推奨判定
- 「交流+知性 目標値10〜12」「情報 目標値12〜14」
- やや詳しい情報 概ね平坦な島だが、ハリス島に続く陸橋部の手前(北側)に、標高799mのクリシュム山が存在。この山はルイス島だけでなく、アウター・ヘブリディーズ諸島全体の最高峰。ハリス島の山は、他に、標高500m超の小山が2つある程度。
- 平坦な土地は、泥炭(ピート)の湿原に占められ、大小の淡水湖が多数存在。農耕適地は、ほとんどが沿岸部に位置。農業、牧羊を中心とした牧畜の他に、ニシンを種にした漁業が盛ん。ツイードなど、伝統的な織物の手工業も有名。
GM向け参考情報
- GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど
ルイス島をシナリオの舞台にする場合は、関連項目である「アウター・ヘブリディーズ諸島」の記事も参照してください。(⇔ アウター・ヘブリディーズ諸島)
用途
カラニッシュの遺跡を利用した新石器時代ネタ、中世ヴァイキング・ネタなどが有望です。また、セント・キルダ諸島などへ向かう場合の中継点としても使えるはずです。
- 遺跡スポット
- カラニッシュの遺跡 ストーン・サークルを中心に列石が十字状に配置された巨石遺構の他、近くに新石器時代の遺跡が2箇所(都合3箇所)存在。
- ダン・カーロウェイ・ブロッホ? 2000年ほど前に建てられたと推定されている積石の塔。海岸線からの侵入にそなえた防護塔だった、とされている。
ルイス島の地勢、他(再整理と補足)
ルイス島(ハリス島も含む)の面積は、1994平方km。人口は2003年の数値で、ルイス島に19,634人、ハリス島に1,866人(計21,500人)。平均人口密度は、1平方kmあたり10人ほどの計算になる。
ルイス島の地勢は概ね平坦だが、南部に連なる大きめの半島であるハリス島に続く陸橋部の手前(北側)に500m〜700m程度の低い山地が存在。
海岸線は、かつての氷河活動で形成された入り組んだ入り江など、複雑な形状を示している。平地の各所にもかつての氷河活動で形成された大小の淡水湖が散在。
ウェスタン・アイルス県の行政中心地であるストーノウェイ?の町は、ルイス島東岸の中北部にて、東側に突き出した小さな半島が北東岸との間に作っている小さな湾(ブロード湾)奥の沿岸に位置。
- 【参照地図】
- Map of Outer Hebrides map (Western Isles map) (Maps of the UK,tourizm maps Map of the World)
(ヘブリディーズ諸島地図,Wikimedia Commons)
ルイス島への交通路
ルイス島の交通路
ルイス島の自動車道は、ストーノウェイの町を中心に配置されている。
ストーノウェイから、概ね北北西方向に向かうAナンバーの国道A857は、島の西岸に出ると、東西に分岐。西岸沿いを東(北東)方向に向かうルートがA857の延長で、北端の港町まで至っている。
西岸の分岐点から西(西南西)に向かうルートは、A858。このルートは、西岸中部の入り江沿いに南に屈曲。この間、ダン・カーロウェイ・ブロッホ?、カラニッシュ遺跡?の近傍を通過している。
A858は、入り江南端の東岸で沿岸部を離れると東側に島を横断。ストーノウェイに至る。
他に、ストーノウェイから南西方向にA859が敷設されている。このルートは、地峡部を通ってハリス島に至った後、ハリス島北岸から東岸を大きく回って、諸島のノース・ユイスト島?との間をフェリーが結ぶ南端の港町に至っている。ちなみに、ルイス島からハリス島に渡る地峡部に位置する港町タルバートにも、本土に近いスカイ島?及び、ノース・ユイスト島との間でフェリー便が就航している。
島の南部と北部とを結ぶ自動車道は、A859のみ。北部と南部のそれぞれには、Aナンバーの国道に連絡する地方道も少数存在。ただし、これらの道は状態がよくない上、車幅が狭い。対向した車両が鉢合わせると、往生することもある。
別称類
ルイス島は、「ルイス・ウィズ・ハリス」とも呼ばれている。ハリス島は、“島”と呼ばれることが多いが、実際は、天然陸橋でルイス島につながっている半島。
活用や検討
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キーワード:
参照:[インナー・ヘブリディーズ諸島] [カラニッシュの遺跡] [大西洋のランド・マーク] [遺跡] [ヨーロッパ州のランド・マーク] [ランド・マーク] [アウター・ヘブリディーズ諸島]