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ケベック州(カナダ)

ケベック州(カナダ) 
ケベックしゅう
(Quebec) 
簡易版

簡易版です。気づいたとこの増補、改訂、優先に大歓迎。

フランス語表記
Qu?bec
英語表記
Quebec

PCが予め知ってていい情報

  • 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。

 「ケベック州(Qu?bec)」は、カナダ東部の州。セント・ローレンス川流域からラブラドール半島にかけて、州域は広い。

 カナダ領内では、オンタリオ州、ニューファンドランド・アンド・ラブラドール州?ニュー・ブランズウィック州と隣接し、ヌブナト準州?にも近接している。セント・ローレンス川右岸の州域は、南部でU.S.A.(合衆国)北東部?の、幾つかの州と隣接している。

 現行のカナダの州の内、フランス語のみを公用語に定めているのは、ケベック州だけになっている。

 州都のケベック市?は、セント・ローレンス川の川幅が、大きく広がり始めるあたりで、広域都市圏の中核を担っている。

 州内最大の都市、モントリオール市?は、ケベックの南西で、オンタリオ州との州境、U.S.A.との国境から遠くない位置で、大都市圏の中核を担っている。他に、カナダ連邦政府の首都オタワ市?は、その大都市圏が、モントリオール大都市圏の西方でオンタリオ州との州境をまたいで広がっている(オタワ市自体の中核部はオンタリオ州側にある)。

【参照地図】

やや詳しい情報

  • 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。

 ケベック州は、カナダ東部で、オンタリオ州の東(東部の北方)に隣接。ハドソン湾?やラブラドール海峡?を挟んでヌブナト準州に近接(洋上の島嶼は基本的にヌブナト準州に属すもの、とされている)。ラブラドール半島では、ニューファンドランド・アンド・ラブラドール州?ラブラドール地方に隣接、ニューファンドランド島とは、幅の狭いベル・アイル海峡を挟んで近接している。

 セント・ローレンス湾アンティコスティ島や、マドレーヌ諸島?もケベック州の州域だ。

 セント・ローレンス川右岸の州域は、北部がニュー・ブランズウィック州に隣接。南部では、西から東にU.S.A.(合衆国)北東部の、ニューヨーク州?、ヴァーモント州?、ニュー・ハンプシャー州?、メイン州?に隣接している。

 ケベック州の州域面積は、1,542,056平方km。湖沼や河川が多く、土地面積は1,365,128平方km。州域面積は、カナダでは、ヌナブト準州に次いで第2位になっている。


 州域のアウトラインは不定形だが、南北方向が長い。人口は南部と、東部のセント・ローレンス川流域とに偏っている。

 ラブラドール半島に属す地域は、起伏が多く、氷河が刻んだU字谷や山間湖が散在。州域最高点のディバーヴィル山?も、ラブラドール半島にあって、ラブラドール地方との境界部位置している。

 平坦地は、主に、南部でセント・ローレンス川流域に続く。南部の気候は大陸性気候?だが、大西洋、5大湖?などの影響で、やや湿潤。年間降水量は、例年100cmはあり、降水量の多い年には一部地域で300cm近くを記録することもある。

 中部以北、ハドソン湾からジャクソン湾?にかけても湾岸に向かう微傾斜地がある。

 州域北部は、亜寒帯気候?に近く、タイガ?ツンドラのエリアが広い。


 州の人口は、2009年の推計で7,782,561人。これは、同年のオンタリオ州の人口の6割近くで、オンタリオ州に次いで、カナダの州では第2位。同年のカナダの総人口の23%程度にあたる。

 州都ケベック市の大都市圏に71万人超が居住。最大都市モントリオールの大都市圏には、360万人強が居住している。

 州の平均人口密度は、1平方kmあたり5人程度の計算になるが、あきらかに州域の南部に偏っている。

 過去の国勢調査によると、自己申告による民族出自は、「カナダ人」と答える人が最も多く、60.2%。「カナダ人」という解答と複数解答をした人も多いが、フランス系が30.8%と多い。以下、アイルランド系5.5%、イタリア系4.0%、ブリティッシュ系3.3%と続き、北米先住民の系統が3.0%。以下、スコット人2.7%、ゲルマン系1.8%、中国系1.2%、ハイチ系1.0%、スペイン系1.0%、ユダヤ系1.0%などが続く。

 2001年の国勢調査によると、ケベック州の宗教事情は、ローマン・カソリックの信徒が83.2%と圧倒的に多い。これは、フランス系植民地(ヌーヴェル・フランス)が、U.K.(連合王国)に割譲された後も、信教の自由が制度的に確認された結果と思える。

 プロテスタント諸派のクリスチャンが、4.7%、内、アングリカン・チャーチの信徒が1.2%、カナダ合同教会の信徒が0.7%。

 「無宗教」と回答する人の比率は、16.3%と比較的高い。イスラム信徒が35万人ほど(3.1%)、ヒンドゥー教徒(1.9%)、ユダヤ教徒(1.7%)がそれぞれ20万人前後。仏教徒(1.1%)、シク教徒(0.9%)がそれぞれ10万人超。1.4%が東方正教諸派の信徒になっている。

 キリスト教以外の宗教では、イスラム信徒が1.5%、ユダヤ教徒が0.3%、仏教徒が0.6%、ヒンドゥー教徒が0.3%、シク教徒が0.1%。「無宗教」を自認する人の人口比率は、5.6%になっている。


 セント・ローレンス川流域の沿岸平地では農業と酪農が盛ん。穀物以外に、野菜や果樹も生産されている。畜産業、漁業も営まれる。

 中部以北では林業が盛んで、製紙業も営まれている。水力発電による電気供給量も大きい。

 モントリオールの大都市圏、及び周辺では、航空宇宙産業、ソフト・ウェア産業、他のハイテク産業が目立つ。

【参照地図】

さらに詳しい情報

  • 「難易度がある程度高い判定に成功すればわかる情報」とします。

 「増補待ち」。

GM向け参考情報

補足情報

  • 州の面積(1,542,056平方km)は、カナダの領土面積(9,984,670平方km)の、15.4%強。
    日本国の国土面積(377,873平方km)のおよそ4倍。
    U.K.(連合王国)“本国領”面積(244,820平方km)の6.3倍弱。
  • 2009年の州の人口推計は7,782,561人。
    これは、同年推計のカナダの総人口の23%程度。
    同年推計のU.K.“本国領”人口(61,612,300人)の、13%弱。
    2007年推計の日本国人口(127,433,494人)の6%ほど。
  • 2009年の州の平均人口密度は、1平方kmあたり5人程度。ただし、人口は明らかに州域南部に偏って多い。
    平均人口密度を、2009年推計のカナダの平均人口密度(1平方kmあたり3人程度、都市集住率79%)と比較すると、1.7倍弱にあたる。
    平均人口密度を、2009年のU.K.“本国領”(246人)と比べると、2%程度(U.K.の都市集住率は、90%ほど)。
    2007年の日本国(377人)と比べると1.3%強(日本国の都市集住率は、79%程度)。

別称類

主要国の言語
  • フランス語表記=Qu?bec
  • 英語表記=Quebec
  • スペイン語表記=Quebec
  • ロシア語表記=Квебек
  • アラビア語名=(調査中)
  • 中文表記=魁北克省

参考資料

参考地図

リンク

関連項目

資料リンク

活用や検討

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