ソハーグ県

アラビア語名の音

Sohag

英語名

Sohag

• 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。

　ソハーグ県は、エジプト=アラブ共和国の県の１つ。県域は、いわゆる中エジプト地方で、ナイル川流域の両岸を占めている。

　2007年現在、ソハーグ県は、エジプト当局に「外国人単独行動禁止区域」として扱われている（と、想定）。

• 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。

小辞典版推奨判定

「交流＋知性　目標値８〜10」、「情報＋知性　目標値10〜12」

やや詳しい情報　ソハーグ県の県域は、ナイル流域の渓谷部に限られ細長い。基本的には、農牧業の盛んな県で、一部の地方都市で手工業が営まれる。

　県域は、東方のエル-バハール・エル-アフマル県と、西方のアル-ワディ・アル-ジャディッド県とに挟まれた形。北でアシュート県に、南でケーナ県に隣接。

　行政中心地のソハーグ市は、県域の中ほどの北寄りでナイル河畔に位置。エジプトの他県同様、大統領に任命された県知事が、中央政庁から派遣され県を統治している。

　ソハーグ県は、基本的に１次産業を主にした農牧県で、ムギ類と綿栽培、ヒツジの牧畜などが盛ん。行政中心地ソハーグ市を含めて、12ほどの都市が知られているが、いずれも大きな町といった風情の地方都市ばかりだ。

【参照地図】

• 
  （ソハーグ県の県域，Wikimedia Commons）

小辞典版推奨判定

「情報＋知性　目標値10〜12」

やや詳しい情報　ソハーグ県の県域面積は、1，547平方km。人口、3，746，377人（2006年）。

小辞典版推奨判定

「歴史＋知性　目標値10〜12」

やや詳しい情報　ソハーグ県及び近傍に遺る遺跡、史跡では、次のようなものが有名。

• アビュドスの遺跡?
  ナイル川流域を離れ、ナイル渓谷を成している西方の岸壁近傍に位置。ソハーグ県では、エル-バルヤナの町が近いが、外国人は通例、ルクソールからのコンボイ（護衛付のツアー団）で訪れる。
  アビュドスは、古代エジプトで、オシリス神話と結び付けられ神聖視された土地。
• ベイト・ハラフのマスタバ墓
  ギルガの町の西方に位置する村落の近傍に位置する古王国時代のマスタバ墓遺跡。
• エル-サラムニの岩窟寺院
  アクミン?の町の中心街区から北東方向で、ナイル渓谷の岸壁地帯に掘られた古代の岩窟寺院址。ミン神?を祀った寺院だった。
• エル-ハワウィシュの岩窟墓所（ネクロポリス）
  アクミンの町の街区から遠くない位置に知られる古代の岩窟墓所。

• GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど

参照地図

• 
  （エジプトの行政区区分地図，Asiatravel．com）
• Suhaj Google Satellite Map（Egypt Google Satellite Map，maplandia）
• Nile North 地図
  Nile South 地図
  （南エジプト 地図，Super Travel Net）
• National Geographic Society - Maps
  インタラクティブ・マップ。“Sohag”で検索、表示される候補から“Sohag，Suhaj，Egypt”を選択すると、ソハーグ市を中心にした一縁が表示される。

人口分布

【参照資料】

• Egypt（Gridded Population of the World, version3）
  　統計に基づいた人口分布地図が公開されています。（コンテンツの上部に記されている統計準拠年には注意）

　2000年の統計に基づく、GPWvr3の人口分布図には、県域区分を示す表示はされていない。

　しかしソハーグ県の場合、人口密度最高の１平方km1000人以上の表示がなされている。

• 小辞典
  ⇔ 小辞典ワールド編

関連項目

• エジプト=アラブ共和国
• エジプト=アラブ共和国の諸地域
• ソハーグ市

資料リンク

• Wikipedia英語版:Sohag_Governorate
  Wikipedia英語版:Governorates_of_Egypt
• Sohag Governorate
  ソハーグ県のオフィシャル・サイト。アラビア語表示。

活用

• このページの記事を踏まえた、アイデア・フック、使ってみたシナリオ、セッション・レポ、などなど

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