エル-バハール・エル-アフマル県
PCが予め知ってていい情報
- 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。
エル-バハール・エル-アフマル県は、エジプト=アラブ共和国の県の1つ。県域は、エジプト領内の東方沙漠で、紅海に面している。
県名は、アラビア語?で「紅海」を意味している。英語では“Red Sea Governorate”(紅海県)と記されることもある。
【参照イメージ】
やや詳しい情報
- 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。
- 小辞典版推奨判定
- 「交流+知性 目標値8〜10」、「情報+知性 目標値10〜12」
- やや詳しい情報 エル-バハール・エル-アフマル県の県域は、南北幅が東西幅よりも長い。紅海沿岸線にそうように岩地性の山地が断続。山地は、南ほど高く幅広になっていく。
- 県域南縁は、エジプト - スーダン国境の東部になっている。県域東縁が紅海沿岸部で、サウジ=アラビア王国領の沿岸部と対面している。
- 県域北縁は、東部でスエズ県と、西部でギザ県と隣接。県域西縁は北から南に向けて、次の県の東縁と隣接している。ベニ・スウェーフ県、ミニヤー県、アシュート県、ケーナ県、アスワン県。
- 基本的には沿岸部の奥行きは狭く、海岸線に張り付くようなベルト状に続いている。極、一部で岬などが発達しているあたりの平坦地が比較的広い程度。
- 人の集住地は、紅海沿岸部から岩地山地の紅海側に偏っている。基本的に岩地沙漠が主だし、沿岸の平坦地も決して広くないので、集住地も沿岸沿いの各所に散在。岩地山地から西側は、事実上の無人地帯になっている。
- 主要な都市は、北から南にハルガダ市、ポート・サファガ(Port Safaga)、クゥセイル(Quseir)、マルサ・アラム(Marsa Alam)。
- 行政中心地のハルガダ市は、沿岸部北部でシナイ半島南端の南西に位置。エジプトの他県同様に、大統領に任命された県知事が、中央政庁から派遣され県を統治している。 ハルガダ市は、「紅海沿岸部最大の国際的リゾート地」として知られる。近年、エル-バハール・エル-アフマル県では、リゾート地として発展しているスポットが、ハルガダ市以外にも幾つかある。
- 岩山地帯は、概ね東側(紅海側)の勾配が急で、西側(ナイル川)の方が緩やか。東西両サイドに無数のワディ(涸谷)が刻まれているが、西斜面側に長いワディが目立つ。
- 【参照地図】
(エル-バハール・エル-アフマル県の県域,Wikimedia Commons)
- 小辞典版推奨判定
- 「情報+知性 目標値10〜12」
- やや詳しい情報 県域面積は、203,685平方kmで、西方沙漠南部のアル-ワディ・アル-ジャディッド県、西方沙漠北部のマトルゥーフ県に次いで、エジプトで3番目に広い。人口は、288,233人(2006年)。
GM向け参考情報
- GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど
参照地図
(エジプトの行政区区分地図,Asiatravel.com)- Al BahrAl Ahmar (RedSea) Google Satellite Map(Egypt Google Satellite Map,maplandia)
Google Map?をベースにした地図上に県域の概観が図示されている。 - Red Sea 地図(南エジプト 地図,Super Travel Net)
- National Geographic Society - Maps
インタラクティブ・マップ。エル-バハール・エル-アフマル県の県域を見るには、まず“Egypt”で検索し、エジプト領を表示した後、他の地図も参照しながら、表示倍率などを捜査していくといいだろう。 - (エジプト観光局Webサイト)
人口分布
【参照資料】
- Egypt(Gridded Population of the World, version3)
統計に基づいた人口分布地図が公開されています。(コンテンツの上部に記されている統計準拠年には注意)
2000年の統計に基づく、GPWvr3の人口分布図には、県域区分を示す表示はされていない。
しかし、他の地図も参照していくと、エル-バハール・エル-アフマル県の場合、人口集住地は岩地山地の東側(紅海側)に限られていることが見てとれる。岩地山地から西側は、事実上の無人になっている。
県内の紅海沿岸部は、北部、中部、南部に3大別できる。内、平均人口密度の表示が最も高いのは、ポート・サファガのあたりからクゥセイルのあたりまでの沿岸部中部。この地域は、1平方kmあたり25人〜249人の表示になっている。次いで、人口密度が高いのは北部で、1平方kmあたり5人〜24人の表示。この地域には、ハルガダ市も位置している。
北部より中部の方が人口密度が高いのは、ポート・サファガ、クゥセイルのそれぞれに、ナイル川流域部と通じている主要地方道が開けているためだろう。
スーダン共和国領と接している南部の平均人口密度が最も高く、1平方kmあたり1人〜4人。
活用や検討
活用
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キーワード:
参照:[エジプト=アラブ共和国の諸地域] [ハルガダ市] [アフリカ州のランド・マーク] [ハルガダ国際空港] [ソハーグ県] [アスワン県] [ミニヤー県] [ワディ・ハンママート]