チベット高原
チベット高原
チベットこうげん
(簡易版)
- 中文表記
- 青蔵高原(q?ng z?ng g?o yu?n 〔クィン・ズァン・グァォユァン〕)
- 英語表記
- Tibetan Plateau
- ロシア語表記
- Тибетское нагорье
- フランス語表記
- Tibetan Plateau
- スペイン語表記
- Meseta Tibetana
- アラビア語名
- (調査中)
PCが予め知ってていい情報
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「チベット高原」は、アジア大陸内陸の南寄りで南アジアの南西に隣接する広い高原地帯。高原としては、世界で1番高い高度にある。
南縁がヒマラヤ山脈?に、北縁は、崑崙山脈?、阿爾金山脈?、祁連山脈?に縁取られている。西方境界部にはカラコルム山脈が走り、カシミール地域の中華人民共和国実効支配地にも渡っている。
現在は、中華人民共和国領なので、東アジア?地域に含まれることが多いが、地理的な意味で内陸アジアに含まれることも少なくない(通例中央アジアには含まれない)。19世紀頃までは「インド亜大陸の北辺」とみなされることも多かった。
高原から流出する河川には、黄河?上流部にあたるマチュ河?、揚子江?上流部にあたるディチュ江?のほか、南アジアを流れるインダス川?、プラマトラ川?や、東南アジア?を流れるメコン川?、サルウィン川?などがある。
- 【参照地図】
- Asia(HOLT RINEHART WINSTON WORLD ATLAS)
- Physical Map of China(FREE WORLD MAPS)
- チベット高原、及び周辺の衛星イメージ(Wikimedia Commons)
- チベット高原、及び周辺の地形図(Wikimedia Commons)
- チベット高原、及び周辺の地形図(Wikimedia Commons)
- 内陸アジア広域地形図(Wikimedia Commons)
やや詳しい情報
- 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。
現在、チベット高原は、主要部が中華人民共和国の西蔵自治区?から青梅省?や新疆維吾爾自治区?の領域に渡っている。北東域が青梅省、北西縁が新疆維吾爾自治区の南縁で、その他が西蔵自治区など。
西蔵自治区の領域のみを「西蔵高原」と呼ぶこともある。この場合「狭義のチベット高原」にあたるだろう。
チベット高原は、東西およそ2,000km、南北およそ1,200km。面積およそ250万平方km。高度は、3,500m〜5,500mほどで、平均4,500m程度。北部の1画を占めてる柴達木盆地?は、平均標高3,500mほどで、やや低い。
チベット高原の主要部も、縁辺の山地に囲まれた広い盆地状の土地で、起伏が多く、希塩水の湖や淡水湖が多く散在。
高地にあるため、降水量は少ない。さらに高地性気候に影響を受け、冷涼沙漠とステップ性草原が優勢。
年間平均気温は、−4℃内外。冬季には、最低気温−40℃内外まで冷え込むこともある。
GM向け参考情報
- GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど
補足情報
- チベット高原の面積は、およそ250万平方km。
- 中華人民共和国領土面積(9,596,960平方km)の26%ほど。
- 日本国領土面積(377,835平方km)の、6.6倍ほど。
- U.K.(連合王国)“本土領”面積(244,820平方km)の、10.2倍ほど。
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参照:[ランド・マーク] [アジア州のランド・マーク] [ブータン王国の有用地図集] [カラコルム山脈] [小辞典ワールド編] [南アジア] [サトレジ川] [インド・プレート] [ラダック地方] [インド亜大陸] [バングラデシュ人民共和国の有用地図集] [アジア]