オーストラリア大陸
- オーストラリア大陸 オーストラリアたいりく (Australia) 簡易版
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オーストラリア大陸の面積は、およそ856万平方km。これは、ヨーロッパの8割強ほどにあたり、U.S.A.(合衆国)から、アラスカ州?とハワイ州?とを除いた面積にほぼ等しい。
世界最大の島グリーンランド島?より、500万平方kmほども広く、面積対比では3倍以上。しかし、メルカトル図法の世界地図では、緯度差による面積の歪みのため、一見、グリーンランドの方がオーストラリアより大きく見えてしまう。
オーストラリアの面積は、U.K.(連合王国)“本土領”の35倍ほどでもある。(日本国の23倍弱)
東岸に沿うように、南北方向に長く屈曲しているグレイト・ディヴァイディング山脈?(大分水嶺山脈)があり、この山脈を除くと極めて平坦な地勢。平均海抜は300mほど。
地形に基づく大別では、しばしば、東部山地、中央低地、西部台地に3大別される。
埋蔵資源としては、ボーキサイト、石炭、鉄、銅、錫、金、銀、ウラン、ニッケル、タングステン、鉛、亜鉛、ダイヤモンド、天然ガス、石油などを産す。
気候帯では、熱帯性気候帯から温帯性気候帯に渡っているが、内陸部を中心に国土の7割ほどが乾燥性気候。南回帰線?が南北の中央部を横切るような位置にあり、回帰線の北が概ね熱帯にあたり、南が概ね温帯にあたる。
人口は沿岸部の都市に偏っている。ことに大都市シドニー?を擁す南東部の沿岸に大都市が多い。
北部の熱帯性気候地域は、北東モンスーンに支配された雨季と乾季で季節が区切られる。12月〜翌2月が多雨の雨季。4月〜8月が、熱帯性の乾季。
温帯性気候の地域では四季の巡りも見られる。南東沿岸部は、南東貿易風の影響で夏季に雨が多い。南縁沿岸部では地中海性気候と同タイプの気候が見られる。
生態系の面では、他の大陸に見られない固有種が、生物、植物共に多い。これは、オーストラリアが、海洋で他の地域から隔てられた孤立大陸だった時期が極めて長かったためだ。WWF(世界自然基金)のエコゾーン区分では、オーストララシア・ゾーン?に含められている。
1642年、オランダのタスマンが、タスマニア島?に到達し、命名。1770年に、U.K.(連合王国)のジェイムズ・クックが、現在のシドニー近くに上陸。この頃より以前は、西欧人の多くは、仮定上の巨大大陸「メガラニカ」が、南極のあたりまでの広さで存在する、と信じていた。
オーストラリア大陸も発見当初は、「メガラニカの一部だろう」と言われていた。「オーストラリア」の地名は「メガラニカ」の別称だった「テラ=アウストラリス・インコグニタ(未知の南方大陸)」に由来して命名された、とも言われる。(単に「南方(の土地)」を意味したともとれる)
学術調査も兼ねた航海が重ねられるに連れメガラニカの存在は、否定されていった。
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オーストラリア大陸の地殻は、インド=オーストラリア・プレート上にあり、南東のタスマニア島、北のニュー・ギニア島?と同じ大陸棚で連なっている。
大陸は、インド=オーストリア・プレートの概ね中ほどに位置している。そのため、活火山は見られないし、地震も極めて稀に微弱なものに見舞われる程度になっている。
インド=オーストラリア・プレートは、9600万年ほど前、北への移動をはじめ、オーストラリア、ニュー・ギニアの地塊も、東ゴンドワナ大陸の残余から分離した。今から2億年ほど前、ゴンドワナ大陸からインド亜大陸などが分離した後、1億数千万年後、オーストラリア大陸なども、後に南極大陸を残して分離したのだった。
オーストラリア大陸で唯一の山地である東部山地は、地塊がまだゴンドワナ大陸の一部として一体化していた時代に造山されたもの。大陸の過半は極めて古い楯状地?になっている。
およそ、2万年前から1万8千年前頃まで、最終氷期の最も寒冷だった時期。大規模な海退によりアラフラ海などは陸地化、オーストラリア大陸と、タスマニア島、ニュー=ギニア島は一体化していた。
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