コルス地方公共団体
- コルス地方公共団体 コルスちほうこうきょうだんたい (簡易版)
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- フランス語表記
- Collectivit? Territoriale de Corse(CTC)
- 英語表記
- territorial collectivity of Corsica
PCが予め知ってていい情報
- 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。
「コルス地方公共団体」は、現在、フランス共和国の“本土領”に設けられている広域地域圏の1つ。その領域はコルス島の全域。同島の地方行政府、及び、地方議会からなる。
1991年の行政改革により、コルシカ語の公教育など、他の行政圏が持っていない独自の権限を認められている(1991年以前は、他の広域地域圏と同等の権限のみを持っていた)。現在も、非公式に旧称の「コルス地域圏」の名で呼ばれることもある。
- 【参照地図】
(CTC領域地図,Wikimedia Commons)
やや詳しい情報
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コルス地方公共団体は、フランス“本土領”で、22設けられている州レベルの広域行政区の1つに数えられている。コルス島北部のオート=コルス県?と、同島南部のコルス=デュ=シュド県とからなっている。
首府のアジャクシオ市?は、コルス島最大の都市で、コルス=デュ=シュド県県都も兼ねる。県域西岸の中北部で地中海に面す港湾都市。コルス島全域では、南西部沿岸に位置。
土地面積は8,680平方km。人口は、およそ28万人強(2007年)。
コルスは面積の割に険しい山岳地帯が大半を占めた島で、あまり大規模な農牧業は展開できない環境にある。居住人口は少なく、沿岸部および山岳部には、野生環境が多く残されている。
島全体の4割近くがコルス地域自然公園(PNR) に指定されていて、夏季はハイカーを中心に多数の観光客が訪れている。
コルス島では13世紀からジェノヴァ?の支配が確立。たびたび反乱を起こし、1755年には、独立政府を樹立。近代的な国家制度も整えていった。
ジェノヴァは、1768年にフランスとヴェルサイユ条約を結び、フランスはコルス島派兵の代償に、一定期間のコルス統治権をジェノヴァから委ねられることになった。1769年には、コルス軍とフランス派遣軍とが交戦。コルス軍は破れ、独立政府の首班はU.K.(連合王国)に亡命。以降は、フランス領とされた。
1975年に旧コルス県が現行の2県に分割された。この頃、自治主義者グループとフランス当局との間で武力闘争(アレリア闘争)が激化。自治主義グループが非合法化されたが、分離主義を唱えたコルス民族解放戦線(FLNC)が組織された。
その後、1982年にある程度の地方分権を認められたコルス地域議会が設置される、FNLCは徐々に勢力を弱め、現在に至っている。
- 【参照地図】
GM向け参考情報
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