コルス島
PCが予め知ってていい情報
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「コルス島」は、西地中海の東部海域で、イタリア半島?の西、サルディニア島の北、南仏海岸の南東に位置する島。地中海の島では、シチリア島?、サルディニア島、キプロス島に次いで4番目の大きさ。ボニファシオ海峡を挟んで、イタリア領サルディニアと至近で対面。
フランス共和国の領土で、制度的には「領土集合体」と規定されている。フランスの広域行政圏より、やや広範な自治権が認められたコルス地方公共団体が営まれている。
「コルシカ」はイタリア語などによる呼称で英語でも使われる、フランス語では「コルス(Corse)」、コルシカ語では「コルシガ(Corsica)」。
- 【参照イメージ】
- 地中海西部の衛星イメージ(NASA?,Wikimedia Commons)
画像は、画面に向かって右上方向が北でヨーロッパの大陸部。
コルス島の地図
- 右を参照のこと。⇒ コルス島の有用地図集
(別ウインドウで並べて見ると、多分便利)
やや詳しい情報
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コルス島の面積は、およそ8,700平方km。主要部分は山地に占められ、1000kmほどの海岸線に200ほどの砂浜が散在。
面積の割に人口が少なく、沿岸部および山岳部の各所に手付かずの自然が残されている。島全体の4割近くがコルス地域自然公園(PNR)に指定されていて、夏にはハイカーを中心に、観光客が多数訪れる。
特に峻険な高山が、西北から南東へ連なり、島の西部と東部とを区分、それぞれに習俗や社会形態、言語などが対照的に異なる社会が続いている。
高山の連なりには、海抜2706mのチント山(モンテ・ヂント)をはじめ、2000m超の頂が20ほどある。
沿岸部の気候は、地中海沿岸地域らしく年中温暖で少雨。山岳地域は冷涼多雨で冬季には雪が積もる。スキー場も4箇所ある。
さらに詳しい情報
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2006年現在、コルシカ島は、行政上は、北部のオート=コルス県と、南側のコルス=デュ=シュド県とからなる。この2県は、1975年に分離した。
オート=コルス県の県都はカルヴィコルテ、コルス=デュ=シュド県の県都はアジャクシオ市。コルス地方公共団体の行政中心(首府)は、アジャクシオが兼ねている。
東部沿岸部は、概ね単調な海岸線が続き、ところどころにラグーン(潟)も見られる。島では少ない平野も東部に多め。
西部沿岸部には断崖絶壁が続き、平地は中部のグラヴォナ川(ア・ラウォーナ)河口付近のみ。西海岸北西部にはユネスコ世界遺産に登録されているジロラーダ、スカンドーラ、カランケの奇岩群がある。
GM向け参考情報
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「増補待ち」。
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