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重傷

重傷 じゅうしょう

 「重傷」は、ダメージ処理に際してプレイヤーがとれる行動オプション。重傷を選択することで、ひとつの攻撃からのダメージによる生命力減少をキャンセルすることができる。重傷を選択できる回数は、通常のPCでは1セッションを通じて、2種類から各1回、計2回までに制限されている。

代表的な使い方

 キャラクターが、一撃で、多大なダメージを被った場合に選択する。

重傷の影響

 重傷を選択すると、ブレイクを迎えるまで継続する不利な制約を被るのと引換えに、ダメージ処理をキャンセルできる。これに付随して、一時的に昏倒(気絶)する。

 通例、物語内では、攻撃はあたったが、(ダメージの数値処理ではなく)重傷の効果に結果した、として描写などがおこなわれる。

 重傷を選択すると、ダメージ処理が回避されるので、当然、負傷の効果も回避できる。

能力値封印

 「能力値封印」では、運試し判定で決定した能力値1種が関る判定が、ブレイクを迎えるまで不能になる。負傷の効果と違って、判定自体に挑めなくなる点に注意。

技能封印

 「技能封印」では、ブレイクを迎えるまで、すべての技能値を0として扱う。あらゆる判定が、技能無し判定として処理される。

気絶からの回復

 重傷選択に伴う一時的昏倒からは、「耐久判定 目標値10」(耐久判定値+2D6)に成功すれば、回復する。

 回復できるかどうかの判定は、担当キャラの手番冒頭か、誰か他のキャラに起すための働きかけをされたとき、あるいは治療の類を受けた時。

 不幸にして、昏倒したままブレイクに至ったら、次シーンにて回復したことにしてもいい(GM裁量)。

プレイヤーのとる手順

 実際のセッションでは、重傷を選択したら、キャラクター・シートの「重傷欄」に設けられたチェック・ボックスにチェック・マークを記入し、使用済みの覚えとする。

追加重傷欄

 普通のキャラクターに選択可能な重傷は「能力値封印」と「技能封印」を各1。1セッションに使用可能な、重傷は都合2回が基本となる。

 中には、キャラクター作成に使用した運命の特典で、追加の重傷枠を持つキャラクターもいる。この類のキャラは、1セッションで使用可能な重傷の回数が、普通のキャラよりも多い。

 なお、追加重傷欄を用いた重傷オプションは、使用しても昏倒の付随効果を被らない(ルールブック、p.70 「その他の重傷」)。PCの運命を確認しておこう。

追加重傷欄を得られる運命リスト

  • 太陽・獅子座:□幸運なる回避
  • 月・射手座:□仮面の加護
  • 火星・魚座:◇幸運なる回避(特殊)
  • 水星・牡羊座:□天使の加護
  • 水星・乙女座:□□悪魔の加護
  • 土星・射手座:□深い信仰(精神面)
  • 羅喉・双子座:□クローン
  • 羅喉・山羊座:□狂乱

活用や検討

活用

検討

  • 検討の項は記名記入を推奨(無記名記入は書き換えられても仕方なし、ってことで)