分析技能

　「分析技能」は、「ブルーローズ」のキャラクターに設定される24種の技能の１つで、双子座の技能。

　「得られた情報を分析する技能」と、ルールブックにはある（p.60）。

　技能値は、次のような判定に使う。

• 分析機器を使った測定データの意味を理解する判定
• 入手した情報をより広い背景と関連付け、状況を推理する判定

ルールの検討

　分析技能の運用は、情報技能との使い分けで迷いがちになる。ルールを比較すると、おそらく次のようになるだろう。

• 分析技能は、入手した情報、データを分析し、その意味を理解するための技能だが、情報技能は情報を入手するための技能。
• ただし、測定装置の類の操作には分析技能を使う。（情報技能は使わない）
• その代わり、情報技能では入手難易度の高い情報の入手を試みることもできる。

基本

　ルールブックに見られる用例。

「分析＋知性」判定

• 得られたデータ、情報の意味を分析する。この判定方式を基本型として、場合によっては「＋直観」を使う。（ルールブック、p.60）

「分析＋器用」判定

• 分析装置を操作する。複雑な電子機器は、別の判定方式を使う。（ルールブック、p.60）
  「分析＋知性」判定でも構わない、とルールにあるが、どちらが基本形かは記されていない。

「分析／電脳＋知性」判定

• 複雑な電子機器を操作して、データを得る場合に使う。（ルールブック、p.60）

「分析／適当な技能＋器用」の組合わせ判定

• 情報の背景を推測する。（ルールブック、p.60）

応用

　ルール準拠、ないしは順当な適用で、ルールブックに用例の見当たらない使い方。

分析装置を操作する判定の運用

　ルールがはっきり書かれていないので、ＧＭ裁量で判断していくしかないだろう。

• ルールで先に記されている「分析＋器用」を基本型として、「分析＋知性」は目標値を高くして使う運用。
• 能力値の意味から判断して、「分析装置」のタイプによって使い分ける運用。
  どちらかと言えば、「測定機器」に近い道具を使うときは「＋器用」。例えば、水平測定器を設置して傾斜を計るとき。
  電子機器ではないが、測定自体に予備知識が必要な道具を使うときは「＋知性」。例えば、素朴な天測器で現在位置の緯度を測定するとき。

　部分的なルールの拡大解釈も含んだ応用例。

　「ハウス運用」との区別は、他のルールや、ゲーム運営、ゲーム・コンセプトも考慮して判断するといいでしょう。

• ハウス・ルールは、増えたら積極的に別ページに分けてくといいように思います。

◎◎を処理するハウスルール

• 小辞典
  ⇔ 小辞典ルール編

関連項目

• 技能
• 行動判定
• ダイス・ロール

活用

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