軍事技能
運用
基本
ルールブックに見られる用例。
- 銃撃、射撃の判定に用いる。(ルールブック、p.61)
弓の射撃にもこの判定を用いる。(ローズ考古学財団 ブルーローズニュース2002年(?)8月30日版,スザク・ゲームズ) - 銃器の整備、簡単な修理。複雑な場合は、「軍事/制作+器用」の組合わせ判定を用いる。(ルールブック、p.61)
この「複雑な場合」は、とりあえず、「整備、修理が複雑な場合」も、「銃器の機構自体が複雑な場合」もどちらも含む、としておく方がいいだろう。
- 作戦を立てる、状況を戦術的に分析する。(ルールブック、p.61)
この判定は「戦闘状況に際して」と考えるといいだろう。この件は応用の項で検討したい。
- NPCの兵士をうまく指揮する。(ルールブック、p.61)
この判定は「戦闘状況に際して」を基本とみなすといいだろう。応用の項で検討したい。 - 軍事関係者からの情報収集を試みる。(ルールブック、p.92)
- 武器を用いた威圧を試みる。(ルールブック、p.93)
- 爆弾の作成、解体。(ルールブック、p.61)
「簡単なものは器用で代用してもいい」ともある。この関連の運用は、応用の項で検討したい。
応用
ルール準拠、ないしは順当な適用で、ルールブックに用例の見当たらない使い方。
- 作戦立案、戦術分析の判定
- 「作戦」「戦術」を拡大解釈しすぎないように気をつけたい。
- 例えば、経済戦や情報戦の作戦や戦術には、「情報+知性」、「分析+知性」などを用いるべきだ。軍事技能は用いるべきでないだろう。
- NPCの兵士をうまく指揮する
- こちらは、臨戦態勢にある場合、くらいまで拡大して運用してもいいのではないか(?)。例えば、野営中にNPCの士気を鼓舞する判定など、やや目標値を高めに設定していけば、順当なルール運用の範疇と思われる。
- 爆弾の作成、解体の判定
- 「簡単な爆弾」とは、どんなものだかイメージがわかない。
この場合は、ルールブックのp.152で「危険物」の項に挙げられている爆発物のたんじゅんな使用(時限装置などを併用しない)までを「簡単な爆弾」と想定してはどうだろう。 - プレイヤーから「簡単な爆発物の効果的な使用」の行為申告が出た。
例えば、「遺構を破損しない程度に瓦礫を吹っ飛ばす」など。
状況に応じて「遺構の材質や状況を鑑定(推定)する判定」「適確な爆破剤を適確な位置に設置する分析(『軍事/分析+知性』)」「的確な設置(『軍事/制作+器用』)」の判定を連続して指示する。キャラクター間の作戦会議を前提に、複数キャラが分担して処理してもいい。
キーワード:
参照:[製作技能] [小辞典ルール編] [調達技能] [情報技能] [犯罪技能] [技能] [チップス集] [射撃判定] [警戒技能] [器用能力]