ヒドゥン・ミッション
ヒドゥン・ミッション
ヒドゥン・ミッションとは−−
「ヒドゥン・ミッション」とは、「セッションが進む過程で、プレイヤーに発見されるものと想定されるミッション」を意味する。ゲーム用語と思える。
ただし、シナリオ作者(GM)も予想していないヒドゥン・ミッションがプレイヤーに発見されることもある旨が、ルールブック、p.28に記されている。
(ルールブック、p.27〜29)
例えば、「シンプルに当初のオープン・ミッション達成を追求すると、大きな弊害が予測される」といった事情が明らかになったときに、「ヒドゥン・ミッションのミッション再定義」が検討されるだろう。
オープン・ミッションにしろ、ヒドゥン・ミッションにしろ、プレイヤーはPCの立場を踏まえた達成をキャラクターたちのチームに目指させるべきだ。目指すのは、ローズ考古学財団の基本理念に即した達成でもあるべきだ。
ヒドゥン・ミッションと、ミッションの再定義
「ヒドゥン・ミッション」は、多くの場合、ゲーム前ブリーフィングでは語られていなかった物語内の状況や経緯を考慮して、オープン・ミッションの主旨を修正(再定義)したものになるだろう。
ルールブックには、プレイヤーはブレイク中、「GMにヒドゥン・ミッションの設定を求めることができる」、旨、記されている。
求めることができるだけであり、例えば、それまでに示されていた手がかりや、すでに与えられたリソースで可能な解決法が気づかれずにいる場合、GMがヒドゥン・ミッションの設定に応じないこともあるかもしれない。
また、シナリオのアウト・ラインを予め知っているGMの意図とは別に、プレイヤーが独自にヒドゥン・ミッションを発見することもあるだろう。
その場合、プレイヤーは、ブレイク中、ヒドゥン・ミッションの定義をGMに提示し、承認を求めることができる旨も、ルールに明記されている。
(ルールブック、p.28)
どちらの場合でも、プレイヤーもGMもローズ考古学財団の基本理念を意識して、ヒドゥン・ミッションの検討と修正をしていくべきだ。
また、実際のセッションでは、ヒドゥン・ミッションまでいかなくても、オープン・ミッションに対する補足や補完の類が、シーン中にPCとNPCとのやりとりでなされることもよくある。
ヒドゥン・ミッションの定義までいったときはもちろん、オープン・ミッション補足や補完が加えられた場合も、次のブレイクで、当初のミッションとの異同を確認整理すべきだ。
運用
セッション・グループごと、GMごとに多少の流儀の違いはあるだろうが、ブレイクを使って再定義さえするなら、シーン中にPC同士や、PCやNPCとの間のやりとりで、当初のオープン・ミッションを補完したり、修正を加えていって構わないと思われる。
しかし、続くブレイクに入ったら、簡単で構わないから「当初のオープン・ミッションに加えられた修正」を整理確認していくく方がいい。プレイヤーとGM、プレイヤー同士の間での誤解を避けるためだ。
整理確認を容易にするためにも、オープン・ミッションの主旨は、最初からメンバーまではっきり整理して共有しておきたい。
また、ローズ考古学財団の基本理念を踏まえ、ブルーローズ部門の一員としてのPCの立場についても、理解を共有しておいた方がいい。
活用や検討
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