異常との遭遇判定

• ルール関連の用語解説。

異常との遭遇判定とは−−

　「異常との遭遇判定」とは、異常な事態に直面したキャラクターがパニックに陥るか、免れるかの判定（ルールブック、p.107）。

　判定方式が「魔術＋意志」と限定指定されているので「異常な事態」とは「超常的な出来事」の類と判断される。

　「ブルーローズ」の冒険で、重要なルールの１つ。

ルールと運用

　キャスト・レベル０、及び１のNPCは、判定自体に挑めない。

　PCや、キャストLev２以上のNPCは、異常との遭遇判定に成功すれば、少なくとも直面した異常事態の様相を、冷静に認識することはできる。（判定に失敗するとどうなるかは、パニックの項を参照のこと）

　ただし、背景にどんな力や意志が働いて、異常事態（超常現象）が引き起こされたかまで理解できるかどうかは、別問題だ。

　キャストLev０、１のNPCは、GMの裁量で、直面した異常事態を無視したり、科学的な説明をつけて無理矢理納得したり、宗教的な説明をつけて安心したり、――要するに、異常な自体をきちんと認知することすらできない。

異常との遭遇判定の重要さ

　同じ異常な事態に直面したとしても、キャストLev２以上のキャラが、Lev０、Lev１のNPCにいくら事態を説明しても話が噛み合うことは、ないはずだ。

　「異常との遭遇判定」は、シームレス・ワールドで《シャドウ・ウォーズ》隠蔽が続くのは何故か、をサポートする。ルール的に重要な仕掛けの１つになっている。

• 小辞典
  ⇔ 小辞典ルール編

関連項目

• キャスト・レベル
• パニック

資料リンク

• ルールブック

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