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表現技能

表現技能 ひょうげんぎのう

 「表現技能」は、「ブルーローズ」のキャラクターに設定される24種の技能の1つで、魚座の技能。

 「他の存在に、自分の意志や感情、思考を表現する」、とルールブック、p.62にはある。

 用例としては、「表現+器用」で絵画を描く、「表現+敏捷」で踊りを踊る、「表現+知性」「表現+社交」で演説をするなどが挙げられている。運用については「芸術や、演技、演説などで他人を感動させる」にはこの技能を使う旨、記されている。

 これらの判定に成功すると、「他の存在に、キャラクターの意志や感情、思考を伝える」ことができるかもしれない。この辺は、プレイヤーの行為申告の内容によるだろう。あまりに複雑な「表現」は、大成功をしてもアバウトにしか「伝達」されないかもしれない。

 あるいは、人間とかけ離れた「存在」が相手では、いくらうまく「表現」しても、「伝達」はうまくいかないかもしれない。

 他に、呪術?の行使では、多くの場合この技能を用いる旨も記されている。

(ルールブック、p.62)

ルールの検討

 運用としては、「キャラクターの意思や感情、思考を表現」する狙いか、あるいは、「他人を感動させる」意図でおこなう類の行為に使う、と考えると、柔軟に運用できるはずだ。「表現することで感動させる」行為だけ、と限定的には捉えない方がいい。

 例えば「分析+知性」では、理詰めの分析を語ることができるが、「表現+知性」ではわかり易い報告をまとめられる。「表現+社交」?では説得力のある報告をおこなえる、などなど。

 「表現+直観」?だと、他の存在の意思や感情についても踏み込んだ報告もおこなえる、としてもいい。

 「表現/分析+直観」に成功すれば、他の存在の意思や感情についての分析も含んだ報告を、わかり易くおこなえる。

――などと運用していくといい。

 あるいは、「情報+器用」では、レポート用の資料写真やヴィデオを撮影できる(撮影を情報を集める行為とみなす)、「情報/分析+器用」では、注目すべきポイントが分かり易い資料写真などを撮影できる。「表現+器用」では、雑誌の表紙を飾るような臨場感のある写真類が撮影できる、などとする。

 雑誌「ニューズ・ウィーク」の表紙を飾るような戦場写真なら「表現/情報+器用 目標値16前後」といったところだろう。

運用

基本

 ルールブックに見られる用例。

「表現+器用」判定
  • 絵画を描く。(ルールブック、p.62)
  • 物品を作成する。(ルールブック、p.62)
    これは「表現か、他人の感動を意図した物品」の作成のことだろう。
    実用的な物品の作製には製作?技能を使うはずだ。
「表現+敏捷」判定
  • 踊りを踊る。(ルールブック、p.62)
  • 身体的な表現をする。(ルールブック、p.62)
    これは、パントマイムのような身体的表現の類か?
    おそらく、簡単なジェスチャーの類は「表現+社交」判定の方がふさわしいだろう。
「表現+知性」判定
  • 演説をする。(ルールブック、p.62)
    比較的理詰めの演説だろう。
「表現+社交」判定
  • 演説をする。(ルールブック、p.62)
    比較的情緒的な演説だろう。

応用

 ルール準拠、ないしは順当な適用で、ルールブックに用例の見当たらない使い方。

報告書出来ばえ判定
「表現+器用」判定
  • 写真撮影や、ヴィデオ録画の専門的な行為。報告書などに添付するような資料画像を撮影する行為も含める。
    素人臭いスナップ写真撮影などは、判定不要でも構わない。シナリオ上重要な場合のみ、露光ミスや手振れなどの失敗がないか、目標値8〜12程度でいいだろう。
    資料用画像の撮影は、そうはいかない。目標値12〜14を基準に、接写の有無、照明状況、対照の反射の有無などなどの条件を加味して目標値を決めるといいだろう。

ハウス運用

 部分的なルールの拡大解釈も含んだ応用例。

ハウス・ルール

 「ハウス運用」との区別は、他のルールや、ゲーム運営ゲーム・コンセプトも考慮して判断するといいでしょう。

  • ハウス・ルールは、増えたら積極的に別ページに分けてくといいように思います。

活用や検討

活用

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更新日時:2006/08/06 00:15:27
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参照:[地位技能] [小辞典ルール編] [調達技能] [共感技能] [技能] [陰謀技能] [チップス集] [ハウス処理:「主要国の言語」の処理]
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