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共感技能

共感技能 きょうかんぎのう

 「共感技能」は、「ブルーローズ」のキャラクターに設定される24種の技能の1つで、魚座の技能。

 「他者の感情を汲み取ったりする場合」に使用する、とルールブックにはある。

 「5感以外の心霊の世界を感知したり、心霊的な存在に働きかけたりする技能」ともある。

 技能値は、他人の感情を理解する判定に用いる。

 また、アストラル・システムとの接触が生じた場合、神聖言語関連の一連の判定に用いる。

 他に、特定の運命を有すキャラに限って、魔術?、呪術?、超能力?などの関係の判定に用いることができる。

(ルールブック、p.62、p.108〜109)

ルールの検討

 「共感技能」の運用は、「直観能力」との関連で、混乱し易い。

 まず、「ブルーローズ」のルール系では、「直観能力」は、他のTRPGで「パーセプション」などと呼ばれることがある感知力の分野もカバーする。(ルールブック、p.56)

 「直観」が感知能力を意味し、「共感」が「5感以外の感知力」も意味する、という用語間の関係が、日常語の語感からすると混乱を招く。

 これは、「現代の人類は本来、超能力を使うことができない」(ルールブック、p.123)と設定されている「ブルーローズ」の世界設定に由来する用語系のねじれと考えられる。

 「共感技能」「直観能力」は、「ブルーローズ」でのゲーム用語、と割り切って運用していくことをお勧めする。

 ところで、「共感技能」が「5感以外の感知力」に関わる技能であるのはいいとして、「ブルーローズ」では、「霊能力」は「超能力」の1類としてカテゴライズされている(ルールブック、p.123)。

 そして、「ブルーローズ」では、「超能力」は、「現代の人類は本来使うことができない」。左記の記述は「特定の運命を有すキャラクターのみ使うことができる」を示唆したものと考えられる。

 と言うわけで、共感技能を用いた「霊能力」の運用も、大変、迷い易い。

運用

基本

 ルールブックに見られる用例。

「共感+直観」判定
  • 他者の感情を理解する判定。(ルールブック、p.62)
    この判定は「共感+社交」「共感+知性」との使い分けに迷う。この関連は「ハウス運用」の項で検討したい。
  • 霊的存在など、アストラル・システムに由来する何かを感知する。(ルールブック、p.62)
    ルールを厳格に運用するとしたら、この判定は、月・蟹座の運命を持つキャラクターだけが、試みることができる。しかし、この運用はかなり窮屈になる。この関連は「応用」「ハウス運用」の項でそれぞれに検討したい。
  • アストラル・システムとの接触が生じた直後に、神聖言語イメージを得ることができたかの判定。(ルールブック、p.108〜)
    この判定の達成値が高いと、自動的に至高体験が生じる。
    「アストラル・システム」の直接接触は「アストラル・システムに由来する何かの感知」とは別レベルの出来事、とみなすといいだろう。
「共感+知性」判定
  • 呪術的な知識を持っているか? の判定。(ルールブック、p.62)
    この判定は、「魔術+知性」判定の類例だろう。
  • アストラル・システムとの接触が生じ、神聖言語イメージを得て耐えた直後に「神聖言語の意味を理解できたか」の判定。この判定は、GM判断で省略してもいい。(ルールブック、p.108〜)
「共感+意志」判定

応用

 ルール準拠、ないしは順当な適用で、ルールブックに用例の見当たらない使い方。

アストラル・システムに由来する何かを感知する判定
 この判定を、運命に由来する「霊能力」(超能力の1種)を持つキャラクターだけに可能とする運用は、ルールには厳格だが、実際はかなり窮屈な運用になる。そこで次のような応用が考えられる。
  • 霊能力以外にも、魔術、呪術、超能力の行使を可能にする運命を有すキャラクターはすべて、トライ可能な判定とする。
    例えば、羅喉・獅子座の運命では、「霊視能力」も獲得される(ルールブック、p.111)ので、霊視以外の感知にも挑めるものとする。
    「テレキネシスの能力者が霊感も持つ」との運用に違和感を感じる人もいるだろう。しかし、この関連は「テレパシー能力者が霊感も持つならわかる」とか「いや、それも違和感がある」とか、結構、人によって判断が異なる。
    ここでは、ルール運用の一貫性を保持するため、テレキネシス他も含めた超能力保有者もすべて、「霊的感知」に類した判定に挑める、と割り切る運用を提案しておきたい。キャラクターごとの得手、不得手は、技能値と能力値の数値によっておのずと表現されることだろう。
    (例えば、コミック『ジョジョの奇妙な冒険』や、小説『幻魔大戦』など、超能力と霊能力を密に関係した能力として扱っているフィクションは少なくない。「ブルーローズ」の世界設定もそうした方向性を持っている、と考えてみるといいだろう)

ハウス運用

 部分的なルールの拡大解釈、限定解釈も含んだ応用例。

他者の感情を直観する判定
 ルールでは「他者の感情を理解する判定」とされている。(ルールブック、p.62)
  • 能力値のゲーム的規定を根拠に、「共感+直観」判定は、他者の感情を察知できるだけの判定と限定する。「汲み取る」ことはできるが、得られる「理解」は自分なりの類推でしかない、とする。
    例えば、「宗教的シンボルを侮辱されて怒っている他者の感情」は、「共感+直観」では、一例「国旗を侮辱されたら自分が感じるだろう感情」などとの類推で察することしかできない。
    この運用では、「共感+社交」判定に成功すると、より正確に相手の感情を「理解」できるものとする。
    また、「共感+知性」判定に成功すると、教科書的な「理解」はできるものとする。
    「共感+知性」判定に成功した者は、第3者になぜ相手が怒っているか、それなりの説明はできる。しかし、その説明は必ずしも個別の感情に即した説明とは限らない。「共感+社交」判定に成功した者は、相手の個別の感情に即した「理解」ができる。しかし、それを第3者に充分説明できるかは、また別の問題とする(表現技能の使用を検討するといいだろう)。
    「共感+直観」で察した程度の理解を第3者に説明すると、かえって誤解や混乱が生じるかもしれない。
アストラル・システムに由来する何かを感知する判定
  • GMが狙うキャンペーン・プランによっては、以下のハウス運用を導入してもいいかもしれない。(当然、GMの自己判断で検討してください)
    特定の運命を有していないキャラクターも、「共感+直観」判定に成功すれば、「鳥肌が立つ」「背筋がぞっとする」「悪寒を感じる」などなど、通常の5感の範囲内と目せる感知は可能とする。
    →「応用」で紹介されている運用と無関係に導入する路線。つまり、魔術系や呪術系の運命の持ち主も「霊能力」を持たなければ、このレベルとする。
    →「応用」で紹介されている運用と組み合わせ導入する路線。多分、この路線が楽に運用できる。

ハウス・ルール

 「ハウス運用」との区別は、他のルールや、ゲーム運営ゲーム・コンセプトも考慮して判断するといいでしょう。

  • ハウス・ルールは、増えたら積極的に別ページに分けてくといいように思います。

活用や検討

活用

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