ハンガリー共和国
ハンガリー共和国
ハンガリーきょうわこく
- 英語名
- Republic of Hungary
英語名略称 Hungary - マジャール語(マジャル語)名(音写)
- Magyar K?zt?rsas?g
マジャール語名略称(音写) Magyarorsz?g
(マジャール語は、ハンガリー共和国の国定公用語)
PCが予め知ってていい情報
- 「判定処理なしに、PCが知ってることにしていい」情報とします。
ハンガリー共和国(リェパブリク・オブ・ホァンガリィ)は、ヨーロッパ大陸部東域の西縁、あるいは中域の東部に位置する内陸国。
第2次世界大戦?に際して、名目的な王制国家の実権を握った軍部が、ナチ・ドイツと提携。大戦末期の1945年に旧ソ連?に軍事制圧され、臨時政府を樹立。共和政府を経て、1948年に社会主義体制の人民共和国に移行。
旧ソ連崩壊に先立ち、1989年に、憲法改正、社会主義政党の一党独裁放棄、国名改称をおこなった。1990年に普通選挙をおこなって、新体制がスタートし現在に至る。
- 近隣諸国
- 北でスロヴァキア共和国?、東でウクライナ、北東でルーマニアに接し、南でセルビア共和国、南西ではクロアチア共和国とスロヴェニア共和国?とに接している。西では、オーストリア共和国に接す。以上の国々に囲まれた国土は、概ね東西方向が長い楕円形に近い形状を示している。
- 国名
- 1989年に、「ハンガリー人民共和国」から「ハンガリー共和国」に改称。
- ハンガリーの通称、ハンガリー共和国の国名は、英語、他によるもので、国連などで国際的に通用。
- マジャール語(マジャル語)による自称国名は、「マジャルオルサーグ」。
- 国際関係
- 1991年、近隣諸国と共にヴィシェグラード・グループを結成。1996年に、OECDに加盟。1999年、NATO(北大西洋条約機構)?に加盟。2004年、EU(欧州連合)?加盟。
- 2006年現在、国連系の国際機関には、ほとんど加盟している。
- 地域
- 国土は、よく、ドナウ川の沿岸に沿う比高の低い渓谷状沿岸部、西部の微高地、東部の平地部に3大別される。北東辺に丘陵地が多い。
- 国土の主要部を、ドナウ川が、東部をティサ川?が貫流。(どちらも国際河川)
- 国情
- 2006年現在、ハンガリー共和国の治安状態は、かなりいい。
- 1989年〜1990年の体制転換期には、犯罪発生件数が増加したが、その後減少してきている。
- 都市圏では、組織犯罪が微増傾向にある、と言われるが、グレーター・ロンドンやニューヨーク?に比べて、特に多いという話も聞かない。
- 特徴的な傾向として、EU(欧州連合)加盟後、ロシア系、ウクライナ系、中国系などの外国犯罪組織の侵出が進んでいるらしい、と伝えられている。これら組織間の抗争が散発しているとの報道もある。
- 一部の民族主義集団が、都市部で外国人を襲撃する事件も報じられているが、これもサンクトペテルブルク?やモスクワ?に比べて、特に多いと言う話も聞かない。
- 近況
- 2006年9月、当時の首相が、連立与党の一方だった社会党の幹部との会合で、「(年金、医療、教育などの経済改革について、効果のある対策は)何もできておらずせず、(経済状況について)嘘をつき続けた」と言っていたやりとが、録音テープで暴露された。これをきっかけに、首都ブダペシュトなどで抗議行動がおこされ、暴動とも言える騒乱に展開した。
- 混乱は、数週間続いたが、1956年のハンガリー動乱50周年記念式典の後、終息していった。各国首脳が出席していた、記念式典会場の近隣で、政府批判を唱える抗議デモや、騒乱が展開していた様子は、国際的な報道メディアで、ワールド・ワイドに流された。
- 必ずしも、騒乱の結果と言うわけではないが、2010年前後と見込まれていた、ハンガリーのユーロ導入は、さらに遅れるだろう、と推測する意見は多い。ハンガリーのみでなく、ヴィシェグラード・グループ加盟国のユーロ導入も遅れるのではないか、と見る意見もある。
- 歴史
- 伝統的に、農作物の自給率が高い農牧国。同時に、東ヨーロッパの旧社会主義国の内でも、社会主義体制下で市民社会の成熟が進んでいた国の1つとも言われる。
- 1989年からの体制転換にも、自然保護団体を含む市民団体複数の活発な活動があった(当時、自然保護団体の活動は、社会主義者労働党政権のドナウ川開発政策に対する批判が大きなテーマになっていた)。
- こうした市民団体は、民主化後の総選挙で、民主フォーラムを形成して政権に参加した。が、1994年の第2回総選挙では、民主フォーラムは野党に転落した。
- 考古学関係
- 首都ブダペスト(ブダ=ペシュト)?の大学には、古い歴史があり、考古研究、歴史研究にも、独自の蓄積がある。
- 社会主義時代の研究蓄積には、ワールド・ワイドに共有されているとも言い切れない面もあり、現地研究者、研究組織との交流は重要になる。
- テーマとしては、新石器時代末に、南東欧地域からドナウ川流域沿いにヨーロッパ北部に広がっていった、農牧文化の研究などが注目される。
- ただし、複雑な歴史を持つ国なので、一部に独特の歴史観を持つ研究者もいるらしい。どこの国でもあり得ることだが、一応、留意されたし。
ハンガリー共和国の地図
- 右を参照のこと。⇒ ハンガリー共和国の有用地図集
(別ウインドウで並べて見ると、多分便利)
ハンガリー共和国の参照画像集
- 右を参照のこと。⇒ ハンガリー共和国の参照画像集
(別ウインドウで並べて見ると、多分便利)
追加情報
- 「簡単な判定に成功すればわかる情報」とします。
- 小辞典版推奨判定
- 「情報+知性 目標値10〜12」
- やや詳しい情報 ハンガリーは、旧共産圏諸国の内にあって、政情、経済状況ともに安定。基本的には農牧国だが、近年は工業化に取り組まれている。
- 2001年以来マイナスだった経済成長率は、2004年からプラスに転じた、とされる。体制転換後の内政課題である経済格差への対処が、いよいよ政府に問われる状況になっているのだが。2006年9月に騒乱のきっかけになった首相発言の漏洩は、社会党の連立与党が、内政課題にきちんと対処できていなかったことを暴露した。
GM向け参考情報
- GM向けの補足情報、マスタリング・チップス、アイデア・フックなど
位置(再整理)
ハンガリー共和国は、ヨーロッパ大陸部東域の西縁、あるいは中域の東部に位置する内陸国。
- 近隣諸国
北でスロヴァキア共和国?、東でウクライナ、北東でルーマニアに接し、南でセルビア共和国、南西ではクロアチア共和国とスロヴェニア共和国?とに接している。西では、オーストリア共和国に接す。以上の国々に囲まれた国土は、概ね東西方向が長い楕円形に近い形状を示している。
基礎データ
- 目標値8〜10程度の簡単な判定で、PCが知ってることにして構わないでしょう。場合によってはプレイヤーに事前提示しても可
ハンガリー共和国の基本情報 2008年版
(別ウィンドウで並べて見ると、多分便利)
用途、用法
ハンガリー共和国は、セッションでは扱い易い国の1つと思われます。
まず、第1に、国内がほぼ単一民族(マジャール人)で占められているので、日本人のセンスでも扱い易い。にも関らず、ロマの存在、マジャール系諸国民を巡る周辺諸国との関係など、適度に(日本では)非日常的な課題をシナリオに絡めることでもできます。
また、ハンガリーでは、ローズ考古学財団、及び、ローズ・グループの影響力が、当局にはかなり効く、と想定しても不自然ではないと思われる点もポイントです。
ハンガリーは決して貧しい国ではありませんが。OECDによれば、「高所得国に移行中の高中所得国」とされています。この国の歴史研究者、考古学研究者にとって、ローズ財団の支援は魅力的であるはずです。
「地域感情」は、一般に、おしなべてU.K.(連合王国)に対し、「良くも悪くもない〜ややよい」と、想定していいでしょう。判定目標値への基本的修正は、0〜−2といったところ(?)。
(もちろんプレイヤーがおろかな態度を示せば+修正を判定目標値に加えるべきです)
国際的な交通が盛んなドナウ川流域と、その他の地域も対照的です。とくに、ドナウ流域都市と、その他の地域の非都市部の農牧地とでは、シーンを代えただけで大きく雰囲気を変える演出をすることができます。メリハリをつけてたおもしろい演出が狙えるわけです。
都市部では「PCの言語特権(仮称)」にて充分会話が通じ、非都市部では会話が通じない、という言語事情も、ワールド・ワイドな冒険ではありがちです。ハンガリーをそうしたマスタリングや、プレイングの練習台にするというのも手頃です。
(ここで「PCの言語特権(仮称)」と呼んでいるのは、ルールブック、p.60にあるルール「ブルーローズのエージェントの場合、言語技能がなくても英語をはじめとする主要国の言語で調査に必要な程度の日常会話ができるように訓練を受けている」を指す。PCだけの特権なので、使わない手はない)
そうしたセッションが面倒なら、たまたま、ドイツ語なりロシア語なりが使えるNPCと地方で出会えたことにすればいいでしょう。
また、ハンガリー自体は、安定した国ですが、近隣にセルビア共和国、モルドヴァ共和国?など、火種を抱えた国と国境を接して隣接しているところも、ポイントです。
アクションは、チェイスの類ならかなり派手なものも可能。ただし、ドナウ川を舞台にしたチェイスはかねてから確立した国際管理体制があるので厳しい、と思われます。
戦闘は、ドナウ川流域と、各地の都市部を除けば、かなり派手目のものをおこしても、収拾をつけられなくなることはないでしょう。
各、陰謀組織の行動についても、ドナウ川流域、及び各地の都市、そして国境部周辺を除外すれば、特殊な制約条件も思いつきません。
考古学関係の話題としては、近年、B.C.4500年頃からの、初期農耕集落址の発掘調査、研究が各国の研究者から注目されています。付随して、帯文文化遺跡や新石器時代の遠距離交易による遺物の調査なども注目話題。
他に、ゴート族の遺物、フン族の遺物、などなど、多彩なネタと結び付けることができます。
冒険向けスポットとしては、北東部、スロヴァキアとの国境部に、欧州最大と言われる鍾乳洞「アグテレク・カルストとスロバキア・カルストの洞窟群?」(ユネスコ世界遺産、ハンガリー、スロヴァキア共同登録)が存在しています。
学術研究、及び、文化行政の中心は、基本的には、首都ブタペスト(ブダ=ペシュト)?と想定して構わないでしょう。現地研究者NPCを出すなら、ブタペストの大学との設定が定石になると思われます。
- 登場しても唐突でないNPC
- ハンガリー国民。ドナウ川経由で来たと設定するなら、各国の旅行者、研究者。特に近隣諸国と制約する必要もないが、ハンガリーの地方スポット(ドナウ流域以外)の観光化は、現在取り組まれているところ、とみた方がいい(大多数の地方では外国人旅行者は、まだ、多少珍しいだろう)。他に、ロマ(ジプシー)をオーパーツなどと絡めるのもおもしろい。
地勢と地域
地勢と環境
大局的には、概ね平坦な地勢。国土の西部中程に位置するバラトン湖(593平方km)が目立つ。
北辺国境部中域では、西カルパティア山脈に付随するスロベンスケー・ルドホリエ山脈(Slovenske Rudohorie)南麓が、スロヴァキア側から連なる。ハンガリー領内では、起伏が緩やかになりながら、丘陵地に連なっている。国境部では標高200m内外の丘陵だが、ハンガリー国内に進むに連れ、さらに緩やかになっているのだ。
低い丘陵地の西縁に沿うように、ドナウ川が流れる。首都、ブタペスト(ブダ=ペシュト)の北西に至った丘陵地は100m内外の微高地となり、ドナウ川東縁を縁取るように南に伸びていく。
(実際は、ドナウ川両岸で地溝帯が、比較的幅の狭い平地としてドナウ川に沿っている)
もう1つの国際河川ティサ川は、国土の北東端でウクライナ領から流れてくると、しばらく南西流。国土東側の中央付近で南流に転じ、セルビア共和国領に流出していく。
気候は大陸性で、国土のほとんどは温帯気候帯に属すが、緯度は日本の北海道とほぼ同じ。平地の日中平均気温で、最も寒い1月は4.1℃(1999年)。やはり平地の日中平均気温で、最も暑い7月は24.7℃(1999年)。
年間を通じて、湿度が低い点が日本との違い。年間降水量は、日本の1/2ほど。6月上旬に雨が多く、6月下旬から8月いっぱいは日射しが強い。
1次産業は、小麦、トウモロコシ、テンサイなどの農業と、ブタ、ウシの牧畜を組み合わせた混合農業が主。2次産業は、機械工業、金属加工、医薬品製造、繊維、食品加工が営まれる。
農業従事者は、全人口の5%ほどと目されるが、土地利用の面では、国土の6割以上が、農耕地と牧草地に利用されている。
地下資源は豊富とは言えないが、ボーキサイトを産出する他、バラトン湖の東方などに油田が存在。ティサ川流域の地中では、天然ガスの埋蔵も確認されている。
現在は、ボーキサイト産出を活用した工業化に取り組まれている。
【参照データ】
- 気候と時差 ハンガリー(YAHOO!トラベルの海外エリアガイド)
「ブダペスト(ブダペシュト)の平均気温と降水量」のグラフが見られます。
地域区分
普通、ドナウ川の西側が「トランス・ドナウ台地」、東側が「ハンガリー平原」と呼ばれる。
実際は、ドナウ川両岸に沿ってドナウ地溝帯が比較的幅の狭い平地をなしている。ハンガリーに限ったことではないが、ドナウ沿岸には、水運を活用する大きな都市がいくつも存在する。実際、ハンガリー首都ブダペシュトもドナウ川流域に位置している。
そこで、大まかな地域区分を以下のように把握するといいだろう。
- トランス・ドナウ台地
- 国土の西側。台地と言っても、標高200m内外で準平地化した低丘陵が、緩やかに連なっている地形。
- ドナウ川流域平地部
- 首都ブダペシュト?の他、観光地として知られる旧跡が多い。
- 東部
- 北辺が、スロヴァキア領から連なる山地で、200m〜500m級の低い山地が丘陵地に連なっている。
- ティサ川?の流域以南が、現地で「プスタ」と呼ばれる平原地帯になっている。
もちろん、上記の把握は、ハンガリーの行政区分に沿ったものではない。しかし、ハンガリーでは、凝ったシナリオを作るとき以外は、行政区分にまで拘る必要は乏しいだろう。
人口分布
【参照データ】
統計に基づいたSEDACの人口分布地図を見ると、ブタペスト(ブダ=ペシュト)の大都市圏に人口が集中。それに継いで地方主要都市に人口が集中している様子も窺える。
平原地帯などでは、平均人口密度「1平方kmにつき、108人程度」を、ザル勘定で、6掛け〜7掛け程度に見積もっても、フィクション設定としては無理はないだろう。
主要都市
正規の出入国ゲート
- スカイ・ゲート
- 首都の南東12kmほどに、フェリエギー国際空港が位置。
- 国際鉄路
- 周辺各国との間には、多数の国際鉄路が布設されている。国内に入った路線は、ほぼ平坦なハンガリー領内で、複雑な鉄道網に接合している。
- 国際鉄路の出入国処理は、まず出国検査官が巡回して来た後、入国検査官が巡回してくる段取り。EU(欧州連合)?加盟後、EU圏との通行チェックは、極簡便な手続になっている。
- オーストリア共和国との国際鉄路 主要路線2路線の他に1路線。都合3路線。
- 主要2路線は、オーストリアのウィーン?と、ハンガリーのブダペシュト?との間を結んでいる。
- スロヴァキア共和国との国際鉄路 主要路線4路線の他に2路線。都合6路線。
- 主要4路線の内、西寄りの2路線は、スロヴァキアのプラチスラヴァ?と、ハンガリーのブダペシュト?との間を結んでいる。この内1路線は、ウィーン〜ブダペシュト間の主要路線と連絡している。
- 一番東寄りの主要路線は、実はウクライナ方面に向う路線だが、ウクライナ領内に入ってすぐの地点で、スロヴァキア〜ウクライナ間の国際鉄路と連絡している。
- ルーマニアとの国際鉄路
- 主要路線1路線。他に、ハンガリー国境までの主要路線が、国境の町から1路線。都合3路線。
- セルビア共和国との国際鉄路 主要路線1路線の他に1路線。都合2路線。
- 主要路線は、セルビア共和国のベオグラード?と、ハンガリーのブダペシュト?との間を結んでいる。
- 主要路線以外の路線は、ハンガリー側の国境の町から、セルビア領内に入ってすぐの都市で、主要路線と連絡する短距離の国際鉄路。
- クロアチア共和国との国際鉄路 主要路線1路線の他に2路線。都合3路線。
- 主要路線は、クロアチアのサグレブ?に通じている。
- 西寄りの地方路線は、クロアチア領を経由して、スロヴェニア共和国?領へと続いている。
- スロヴェニア共和国との国際鉄路 スロヴェニアとハンガリーとを直接結ぶ国際鉄路は布設されていない。クロアチアを経由するルートと、オーストリアを経由するルートとがある。
- ドナウ川の国際水運
- 古くから、ドナウ川を利用した国際水運が盛ん。(「ドナウ川」の項を参照のこと)
- ドナウ川水運での出入国管理は、国際鉄路でのそれに準じるものと想定。
- 主要な国際自動車道
- 周辺各国との間には、多数の国際自動車道が布設されている。国内に入った道路は、ほぼ平坦なハンガリー領内で、複雑なネットワークに接合している。
- オーストリア共和国との国際自動車道 主要ルートは、3ルート。
- 内、最も北寄りのルートは、オーストリアのウィーン?と、ハンガリーのブダペシュト?との間を結んでいる。
- スロヴァキア共和国との国際自動車道 主要ルートは、4ルート。
- いずれのルートも、ハンガリーのブダペシュト?から発する基幹路と連絡している。
- ウクライナとの国際自動車道 主要ルートは、1ルート。
- ルーマニアとの国際自動車道 主要ルートは、3ルート。
- 内、最も南寄りのルートは、ハンガリーのブダペシュト?から発する基幹路と連絡している。
- セルビア共和国との国際自動車道 主要ルートは、1ルート。
- クロアチア共和国との国際自動車道 主要ルートは、3ルート。
- いずれのルートも、クロアチアとハンガリーとの国境を越えると、ブダペシュト?に向かっている。
- スロヴェニア共和国との国際自動車道 スロヴェニアとハンガリーとを直接結ぶ、整備された国際自動車道は布設されていない。クロアチアを経由するルートと、オーストリアを経由するルートとがある。
別称類
主要国の言語
- 英語名=Republic of Hungary(リェパブリク・オブ・ホァンガリィ)
略称=Hungary(ホァンガリィ) - ロシア語表記=Республика Венгрия
略称=Венгрия - フランス語表記=R?publique de Hongrie
略称=Hongrie - スペイン語名=Rep?blica de Hungr?a
略称=Hungr?a - アラビア語名(音写)=(調査中)
- 中国語表記=匈牙利共和國
略称=匈牙利
その他
リンク
関連項目
- ハンガリー共和国の参照画像集
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(別ウィンドウで並べて見ると、多分便利) - パンノニア平原
- マジャール人
周辺諸国、地域
資料リンク
- ハンガリー共和国の参照コンテンツ集
(別ウィンドウで並べて見ると、多分便利) - ハンガリー共和国の基本情報 2008年版
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活用や検討
活用
- 国名はハンガリーかマジャルか
- GMの趣味、プレイヤーの好みがあるだろうけど。ハンガリーでやってて、交渉のときなんかに、マジャールとかマジャルとか言ってやると、反応よくなる、くらいの運用が楽だと思うな。
そういうのが向いてるのは、交流技能の高いキャラか(笑)。
- ハンガリーの言語事情について
- 追加情報にある「言語事情」については、技能値との関係もあるだろうが、シナリオの都合で目をつぶってもいい場合もあるのではないか(?)。
もちろん、シナリオ上重要な役柄を与えるキャスト・レベル2のNPCなら、キャラクター・作成のルール準拠で、言語技能値を適度に修得。その上で、マルチ・リンガルの設定をするともっともらしいだろう。
(と言っても、NPCの言語技能値と、現在“生きてる”言語のマルチ・リンガルとを関係づけるルール的裏付けはないのだが) - その辺はGM次第かと。都市部ではドイツ語が通じて不自然でなく、僻地に行くときはガイドのNPCがつくとしてもいい。(この場合、TVやラジオ見聞きしてもよくわからないし、外字新聞でないとマジャル語の新聞も読めない)。
あるいは、GMが「ハンガリー語も主要国の言語だ」と決めた瞬間、PCは読み書き会話ができることになります。(ルールブック、p.60) - 個人的には、ハンガリー語を「主要国」の言語とするのは、無理があるとは思います。しかし、p.60の例示には「EU各国語」とあるので困ったものです。
思うに、2002年に刊行されたルールが、既に、リアル・ワールドとかみ合わなくなってる箇所の1つだと思いますが。確証はありません。
ともあれ、話題については、GMによる「主要国」の定義如何かと思います。
(ルール読む限り、GM裁量に委ねられてるとしか思えないです)
- ブタペスト(ブダ=ペシュト)の大学
- 本文の「用途」で、「現地研究者NPCを出すなら、ブタペスト(ブダ=ペシュト)の大学と設定するのを基本」ってのは、あくまで基本パターンにすぎないです。
地方都市のハイスクールとかの、偏屈な歴史教師が異端の郷土史を研究してて……なんてのは「クトルゥフ」なんかによくあるパターンだし。
後、考古学調査の場合、所属はブタペストの大学でも、現地に長期住み込みで発掘に勤しんでて、ってのももちろんありですね。 - 政府の、文化行政の担当者は、やっぱりブタペスト拠点の方が、もっともらしいだろうと思います。
活用(新規)
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検討
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